『大罪の魔王』～『ガチャ』と『配合』、それは最弱から最強へと至る魔王道～

『罪の深淵』 『色欲編』

　自分以外の全てに影響を与えてしまうが故、ソウイチのアビリティである『大いなる罪たちは星を目指す』が無ければ、基本的には単体戦闘を軸としてやってきた『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たち。

　ここでは、そんな『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たちのリミッターを外した本気モードについての記録。

　『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』の本気モードは、他の『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』であろうと容赦なく悪影響を受け、壊されてしまうので決して効果範囲内に近づかないこと。

　幸い本気モード移行時には、それぞれスキルを使用しなくてはいけないので、出来ればタイミングを教えてもらい、使用前に味方は全力で逃げること。

　みんな本気モード衣装に変化するので、遠目で衣装変わってると思ったら全力で距離をとろう。

　ちなみに強さの序列だが

①ダンジョン内の各エリアでの『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たちの本気モード（『世界創造罪徳天（ワールド・クリエイト）・【大罪の牢獄】』も含む）

②ダンジョン外での『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たちの本気モード

③『ＵＮＩＯＮ・ＳｉＮ』＋『真原罪之（アマルティア・）烙命印（アドヴェント）』使用時のソウイチ

④『原罪之欲（シン・ディザイア）』状態の『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たち

⑤単独で好き放題やれる時の『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たち＆『ＵＮＩＯＮ・ＳｉＮ』以外使用している全力のソウイチ

⑥少し控えめな『枢要悪の祭典（クライム・アルマ）』たち＆『ＵＮＩＯＮ・ＳｉＮ』使用中のソウイチ

⑦通常時のソウイチ

　これでも『大罪の大魔王』なのである。

――『罪の深淵』　『色欲（ラスト）』の大罪ガラクシア

――本気モード移行スキル

・『狂空領域（ラストヘブン・）終極ノ星（フィナーレスター）』

　・『狂紅月』と血色の星が輝く暗黒の夜空を展開する特殊結界型スキル（広範囲型）。

　・『狂紅月』から放たれる血色の月光である『狂色な片想い（クレイジー・マルル―）』が常時発動。

　・結界内ではガラクシアが本気モードとなり、全てにおいて通常時とは比べ物にならないくらいに強化されている。

　ガラクシアの本気モード、大型の特殊結界で発動か展開完了までが高速で止めるのは無理であろう。

　『狂紅月』誕生まで少しラグがあるので、結界展開して衣装チェンジからの『狂紅月』創造までのどこかしらで叩くことができれば良いのかもしれない。

　『狂色な片想い（クレイジー・マルル―）』はガラクシア以外全てが対象となる。『全ての夜は（ワールド・イズ）掌の上（・ノクス）』の効果でスキルでの相殺は無効になるので、デザイアやポラール、ハクのような光を浴びる前に超速で転移できるような能力が使用出来れば良い。

――『狂空領域（ラストヘブン・）終極ノ星（フィナーレスター）』について

　生まれてから主を想い続け、気付けば自身が色に狂ってしまった結果、自身の想いが穢されたガラクシアの衝動が形となったモノ。

　『絶望』の黒を身に纏い、自身が秘めた抑えきれない狂気を血色の月光として解き放つ。

　真紅に輝く星月の中、狂気に満ちた笑みで獲物を壊す美しい姿は、まさしく堕天使。

　血色の月光を浴びし全ての者たちを色の世界へと導く、頭の中全部壊して狂い乱れる様は、なんと儚く愛おしいことだろうか。

　その抑えきれない衝動が消えるまで、空に輝く真紅の天の川を越えて、求める色を喰らうまで……狂乱の夜は終わらない。

　もう誰も止められない。

　狂気の紅月を背に、生きとし生ける者達の心を狂わせ犯し続ける。

　『色欲（ラスト）』の大罪……そんな忌々しき罪の深淵、全ての始まりは純粋無垢な悪魔が灯した狂おしいほどに真っ白な王への想い。

　原初の色が世界を墜とし、全ての白は血色に染まっていく。

　狂った夜の支配者。

　『色欲（ラスト）』の大罪を司りし堕天使、『狂愛色（シンプレックス）』の原罪を枷られし禁忌の女王。

　堕天使アスモデウス……『大罪の大魔王』より与えられし真名を『ガラクシア』と言う。