第3話

何とか抜け殻のようではあるが、仕事が激務だった事もありそちらに気を少しは取られていたのかそのおかげで何とか私は生きていた。

気付くと妹が亡くなってから半年ほどが経ち春になっていた。母が亡くなってからはもう1年が過ぎようとしていた。

母の死も酷く心を傷付けていたが病死だったし医師から病状も聞いていたので心の準備もある程度は出来ていた。

しかし、妹の場合は違う。母が亡くなり残された2人で母の分まで幸せに2人で何とか生きて行こうとしていた矢先に事故にあい健康だった妹が一瞬で命を奪われてしまった。私には気が狂うほどの衝撃と悲しみが襲いそれは半年経ってもあんまりその傷は癒えなかった。

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命日の奇跡 じまっちくん @jimattikun

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