恋が醒めないうちに。

休肝日

～登場人物紹介②～

　今回はきょうだい編です。初登場の彼らには「自分のきょうだいとの思い出」を聞いてみました。

・吉井　元基（よしい　げんき）　

　６杯目チェイサー登場時は１６歳。現在は単純計算で３１歳。

　玲の６歳上の兄。現在は地元である港町で父と一緒に漁師をしている。小さい頃からやんちゃで活発。好きなものは鮭とば等の珍味と酒。細い眉とツンツン頭がトレードマーク。大柄でがっしりした体型。

　妹である玲の名前を「れい→０」として、はじめという意味の「元」を名前に入れました。

　「あいつがハタチの誕生日に、酒どんだけ飲めるか二人でちゃんぽんしたんだよな～!　ぶっ倒れるかと思ったらいきなりギャルに……グフッ、ギャルみてえな話し方になって、爆笑したわ……ブッ」

　その後は一人で「ぜってー腹筋割れるべこれ!」とか言って笑い転げていました。愉快な人ですね。

・千田　紬（ちだ　つむぎ）

　千田の妹。短大２年生で就職活動中の２０歳。兄と正反対で明るく人懐こい性格。色白で色素は薄め。兄と同じ癖毛でふわふわとしたこげ茶のミディアムヘア。小柄だが胸は女性キャラの中で一番豊か。

　紬の就職活動の行く末は、いずれ明らかになります。

　「おにいとの思い出～?　バレンタインになると、みんな私じゃなくておにいのお菓子をねだってくるんだよね!　腹立つ～」

　歴代の元カレの胃袋を掴んだのは、どうやら兄の方だったようです。