嫌だ。

間違いは、

気づかない。

ふっと消え去って、

成功だけが遺って、

あの時、間違ってたなって

後になって気づく。

そんな事を呟いた、

午前3時。

泣きたくなるね。

嫌な事ばかり思い出す。

なんであの時、あんな事したんだろうって。

いつもは笑い飛ばす。

「間違いは、糧になってる。」

なんて言って、

間違いの一部を切り取って、

偉そうにして。

つまんない人間さ。

糧にできてない過去まちがい

無かったかのように振舞って。

本当の僕は

醜くて

卑しくて

滑稽で

鈍間で

馬鹿で

阿呆な

そこら中に薄ら笑いが鳴り響く

なんだって。

言えず、言わず、見せず、

のうのうと生きている。


いつも、

嫌な過去を見て見ぬふりをしながら、

本当は、

目を背けられずにいて。

悩みながらも

答えは出ず、

死にたいばかりが先行して、

死ぬ勇気もなくて、

ただひたすらに

虚しく

心を握った。

潰れそうで、押しつぶされそうで、

苦しみが、

悲しみが、

もどかしさが、

辛さが、

いつも、いつまでも、

追い回して、

消えないでいる。


過去まちがいから逃げて、

逃げる度苦しんで。

嫌いな自分が

余計に惨めに思えて、

消えてしまえと

何度思っただろうか。


世界の何も知らずに

苦しいなんて

よく口にできるものだと

嗤うのも

仕方がない事だ。

のうのうと生きてるだけじゃ飽き足らず、

苦しいなんて

被害者ヅラ決め込んで

悲しいなんて

言ったところで

だから何なのって。

もう、何がしたいのか分からない。


何が、本当で

何が、間違いで

僕が何をどう思えばいいかさえ、

分からない。


こんなのだから

やっぱり、

僕は僕が嫌いだ。

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