応援コメント

4 ブレンの過去③」への応援コメント

  • うえーん……。

    悲しい、奥様と娘さんの最後。

    イースタ二アンとの結婚が、なにゆえ禁忌なのか。
    嫉み、妬み、見ないふり……。はみだしもの。

    結婚しても、その先にあるものが、薔薇色ではないことを、きっと、スズはわかっていた。
    でも、何もかもを捨てて、一途に愛してくれる、バウマンが、眩しくて……。

    うえーん。悲しい。

    「彼は忠告していたのだ。敵も味方もないのだと。私たちが戦っているものはとても大きく、目に見えぬほど小さく、自分の中にすらあるのだと」

    深い言葉です。
    イースタにアンであろうと、最愛の妻と娘の仇は、生かしてはおかない。
    全員、もれなく、地獄に叩き落とす。

    そうだ、そうだー!

    と思っていたら、まるで家畜や害獣のように「頭数を問われただけ」
    複雑……。

    どこまで行っても、つきまとう差別。

    そのような過去を持ちつつ、
    「ただ、ひとつだけ……スヴェン――」
    「――人を愛せ」

    そう言えるバウマンは、魅力的な人です。


    墓に群れ咲け。
    白百合よ。
    ただ愛に生きた、何も罪のなかった母娘の、せめて慰めとなるように───。

    作者からの返信

    前編唯一の悲劇的なシーンでした……。

    素敵な詩、ありがとうございます。
    ちなみに墓には本当に群れ咲いてる設定で、物語の時間中に一輪取ってきてたりしています。