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2023年7月28日 15:59
うえーん……。悲しい、奥様と娘さんの最後。イースタ二アンとの結婚が、なにゆえ禁忌なのか。嫉み、妬み、見ないふり……。はみだしもの。結婚しても、その先にあるものが、薔薇色ではないことを、きっと、スズはわかっていた。でも、何もかもを捨てて、一途に愛してくれる、バウマンが、眩しくて……。うえーん。悲しい。「彼は忠告していたのだ。敵も味方もないのだと。私たちが戦っているものはとても大きく、目に見えぬほど小さく、自分の中にすらあるのだと」深い言葉です。イースタにアンであろうと、最愛の妻と娘の仇は、生かしてはおかない。全員、もれなく、地獄に叩き落とす。そうだ、そうだー!と思っていたら、まるで家畜や害獣のように「頭数を問われただけ」複雑……。どこまで行っても、つきまとう差別。そのような過去を持ちつつ、「ただ、ひとつだけ……スヴェン――」「――人を愛せ」そう言えるバウマンは、魅力的な人です。墓に群れ咲け。白百合よ。ただ愛に生きた、何も罪のなかった母娘の、せめて慰めとなるように───。
作者からの返信
前編唯一の悲劇的なシーンでした……。素敵な詩、ありがとうございます。ちなみに墓には本当に群れ咲いてる設定で、物語の時間中に一輪取ってきてたりしています。
うえーん……。
悲しい、奥様と娘さんの最後。
イースタ二アンとの結婚が、なにゆえ禁忌なのか。
嫉み、妬み、見ないふり……。はみだしもの。
結婚しても、その先にあるものが、薔薇色ではないことを、きっと、スズはわかっていた。
でも、何もかもを捨てて、一途に愛してくれる、バウマンが、眩しくて……。
うえーん。悲しい。
「彼は忠告していたのだ。敵も味方もないのだと。私たちが戦っているものはとても大きく、目に見えぬほど小さく、自分の中にすらあるのだと」
深い言葉です。
イースタにアンであろうと、最愛の妻と娘の仇は、生かしてはおかない。
全員、もれなく、地獄に叩き落とす。
そうだ、そうだー!
と思っていたら、まるで家畜や害獣のように「頭数を問われただけ」
複雑……。
どこまで行っても、つきまとう差別。
そのような過去を持ちつつ、
「ただ、ひとつだけ……スヴェン――」
「――人を愛せ」
そう言えるバウマンは、魅力的な人です。
墓に群れ咲け。
白百合よ。
ただ愛に生きた、何も罪のなかった母娘の、せめて慰めとなるように───。
作者からの返信
前編唯一の悲劇的なシーンでした……。
素敵な詩、ありがとうございます。
ちなみに墓には本当に群れ咲いてる設定で、物語の時間中に一輪取ってきてたりしています。