5 夜空の下で②

 いや、大丈夫。まだ間に合う。落ち着けビークール。フィーは己自身へ冷静さを促し、その事故のような告白を亡き者にしようとした。

 気分は殺し屋。冷徹な暗殺者。


「ぜぜぜ、全然、その、そういう意味じゃなくて……ほ、ほらあれよ、みんなと同じように私もって意味で、ねっ!?」


 あくまで気分だけだった。

 しかしその必死さの甲斐かいあってか、スヴェンが納得する。


「みんなは大げさだろ。アルフレッドはともかく、ケイトにめちゃくちゃ嫌われてるぞ。けど、言いたいことはわかった。ありがとな」

「う、うん! ごめんね、変な勘違いさせちゃって!」

「まったくだよ。俺はてっきり……」

「そうだね。もうまるっきり……」


 似たように区切り、むずがゆい沈黙。夜空でひとつ小さな星が流れたのはきっと、この空気に耐えられなかったからだろう。自分も逃げたい。

 その隙をうかがうようにして上目遣いで盗み見れば、ちょうど彼もまた、こちらを見て――



――バッ!



 同時に顔を背けると、あまりのいたたまれない空気に星たちが一斉に逃げ出した。残りは野次馬根性を備えた星だけ。

 なんてことはないものの、フィーは逃げ出したい気持ちでいっぱいになった。すぐ、ダッシュで。

 けれど、足が動かない。顔が熱くて頭はぼんやり。それにここで逃げたら、絶対変な感じになること請け合いだ。どうしよう。

 それでも地の果てまで逃げてやる、と決意しかけたところで思考の出発スタート地点へ戻り、まるでハムスターの回し車のようにグルグル同じ思考を駆け回っていると、スヴェンが何かを閃いた。


「あっ、そうだ! 俺、ちょっとケイトのところに寄るから、先に帰っててくれ」


 ビタッ、と思考の回し車が止められ、駆け回っていたハムスターがポーンと外に放り出される。何が起こったのかもわからずに。

 自然と、声が震える。


「な、なんでケイト…?」

「いや、あいつ足ケガしてて外に出られないだろ? みんな盛り上がってるのに、医務室に一人ぼっちでさびしがってんじゃねーかなーと。俺が行っても帰れって言われそうだけどな」

「じゃあ、行かないほうがいいんじゃない…?」


 頭の中のハムスターがキョロキョロと辺りを見渡す。まさに混乱パニック状態。

 警戒心むき出しで脅威を探す。


「まぁそうなんだけどな。でも最後だし、一発殴られる覚悟で顔を見せとこうかと思って。それに……」

「……それに?」


 そして脅威を見つければ、たとえ小さくとも獣の取る選択肢は二つだけ。


「……なんか言いたそうにしてたから、聞いておこうかな、と」


 逃げるか、闘うかだ。


「というわけだから、気をつけて帰れよ。まぁすぐそこだけどな。ジンには少し遅れるって伝えといてくれ」


 そそくさと、逃げるように横を抜けるスヴェン。うつむいたまま彼の足元を目で追う。

 そして彼女ハムスターが取った行動は――



――ガシッ!



「いてっ!?」


――脅威てきへ、まっしぐらだった。


「ちょっ、おまっ、肉! 肉まで掴んでるって!」


 引き締まった横腹の辺りを、勢い余って肉ごと掴む。爪は食いこみ気味。

 スヴェンから悲鳴が上がる。


「いっ――――千切れるっ! 正気かお前!?」


 もちろん正気なわけなかったが、それでもフィーは指の力だけは弱めた。痛みながらも安堵あんどするスヴェン。

 けれども彼の服の端だけは、ギュッと離さなかった。


「行っちゃヤダ」

「……どうかしたのか? なんか変だぞ、お前」

「行かないで」


 スヴェンの言うとおり。おかしい、まずい。何をやっているんだ。決意よ戻ってこいカムバック

 しかし、時すでに遅し。伝えないと固めたつもりの決意は脅威てきへ猛進する頭の中のハムスターに蹴散らされ――


「やっぱり、好きになってた」


――ライバルを察した恋する乙女は、臆病おくびょうな獣に成り果てる。


「どんなスヴェンでも、絶対……好きになってた」


 言った、言ってしまった。しかし返事はない。

 声が震えて全身もしびれ、めまいまでしてきたフィーは立っていられなくなり、ポスッ、とスヴェンの肩へ頭から寄りかかってしまった。早く離れないと。そして謝なければ。

 しかし体は動かず、口が紡ぐは別の言葉。


「今も、好き……なんです…」


 すると、身じろぎもせず彼が言う。


「そう、なんですか…」


 なんだそれ、とフィーは思った。ほかに言うことないのか。

 相手を責める気持ちとないまぜになる、離れがたい感情。彼の匂いと、布越しでも伝わるかすかな温もり。混沌カオスな頭と幸せな時間。

 少しでもバランスが崩れたら倒れそうな自分を、ピクリとも動かずに支えてくれる彼の優しさがくすぐったく、恥ずかしくて申し訳ない。けどうれしい。たとえ心臓が破れても、頭が爆発しても、ずっとこのままでいたい。

 しかし運良く、そして悲しいことに、そうはならなかった。


「ごめん」


 止まる呼吸と心臓。再び動き出すものの、穏やかになるリズム。

 知っていた。


「気持ちは、うれしいけど……」


 フィーは耳をふさぎたくなったが、どこか満足もしていた。覚めたくなかった夢の後と同じ感じ。

 余韻よいんでまだフワフワする足元をなんとか踏みしめて、スヴェンの肩から離れる。服も、これ以上は迷惑だろう。

 そしてうつむく自分へ彼が悲しそうに告げると――


「俺は、東方系人種イースタニアンだから…」



――ブチッ。



「は?」


――彼女は


「な、何それ…? 知ってるけど!? 見ればわかるけど!?」

「え。いや、だからその、東方系だからそういうのはアレで…」

「何その宗教上の理由みたいな言い方! バッ――――カじゃないの!」


 渾身こんしん怒りバカ。しかし悲しいかな、それは想いの強さに比例して相手へのあざけりと化してしまっていた。募る激情は反感を呼び、嵐は勢力を増すばかり。

 つまり、スヴェンも


「誰がバカだ! 人が真剣に答えてるってのに…!」

「あーそうですか! 真剣な答えがそれですか! つまり、同じ東方系人種イースタニアン女性ひとにしか興味ないってこと? それならそうとはっきり言えばいいじゃんバカッ!」

「誰もんなこと言ってねぇだろ!」

「言ってるじゃん!」

「言ってない!」

「言った!」

「言って――」




――その水かけ論はしばらく続いたが、割愛カット――




「――お前みたいにぬくぬく育ったやつにはわかんねぇんだよ!」


 不毛な争いに終止符を打たんと、スヴェンが切り口を変えて攻めこむ。フィーは受け流すつもりで額に青筋を立てながら腕を組んだ。応じる気まんまん。つまりは受け流せていない。


「次は不幸自慢? やだやだ卑屈な男って。そんなんじゃモテないよ?」

「っ…! そんな男を好きになった物好きはどこのどいつだ!?」


 こいつ、痛いところを。そう思えるほどには余裕があることに気付いた。


「誰それ? 私じゃないけど」

「はぁ? お前以外に誰が――」

「私じゃない」


 フィーは腕組みを解いた。

 斜に構えていた体を正面へ。背筋を伸ばし、視線は真っ直ぐ。薄闇の向こうにいる彼を射抜くように。


「私の好きな人は、そんな弱虫じゃない」


 言葉に詰まったまま、スヴェンは静かになった。


「私の好きな人は、いつだって胸を張ってた。なじられても、白い目で見られても、いつだってやり返してたし、戦ってた。ちょっとやりすぎちゃうこともあったけど……でも絶対に、を言い訳にしたりしなかった」


 最初のころはひどかった。特権階級の子弟だけでなくほかのみんな、基地の人間や上官たちですら奇異の目と心ない言葉で彼を刺していた。

 それでも彼は堂々としていた。理不尽にあらがい、醜聞しゅうぶんを切り捨て、あらゆる苦難を跳ねのけた。やりすぎたときにも、ちゃんと聞く耳をもつ素直さがあった。いつしかそんな彼のそばには人が集まり、石を投げていた者たちは遠くで煙たがるだけになった。

 自分の好きな人は、そんな人だった。


「……私には、わからないかもしれない。スヴェンの言うとおりだと思う。私じゃ、どれだけスヴェンが傷ついてきたかなんて、きっとわからない」


 彼の問題は自分が考えているよりも根深いのかもしれない。だから、理解できるなんて言えない。本当は、弱音を吐いたって仕方のないことなのかもしれない。それでも――――悔しい。

 そう、悔しいのだ。


「だから、私にがわからないからフラれるならいい。同じ痛みを分かち合える人でないと……そんな理由でもいい。私がかわいくないとか色気がないとか、実はロリコンなんですとかならいい」

「実はふざけてないか?」


 すんっ、と真顔になるスヴェンを無視して言う。


「でも、逃げてほしくない」

「……逃げてない。俺なりにだけど、お前にはちゃんと答えたつもりだ」


 フィーは静かに首を振った。


「違う。違うよ、スヴェン。逃げたのはじゃない」

「じゃあ何から逃げたってんだ?」

でしょ?」


 立ち向かう人。己を貫く人。少し乱暴だけど優しくて、素直でかわいい、かっこいい人。

 決して逃げない人。


東方系人種イースタニアンだからって理由で、人の気持ちを無視して自分のからに逃げこむ人なんて、私は好きになってない。私の好きな人はいつだって、自分が何者なのか胸を張って言える人だもの」

「――――っ」


 ヒュッ、と息の詰まる音。それにかまわず、あふれる涙をその強く握った拳でぬぐいながらフィーは続けた。


「私の好きな人を、バカにしないで」


 それはどこか、右ストレートを当ててやった気分。言った、言ってやったぞ。胸がスッとした。

 ぽっかりと、穴が開いてしまうほどに。


(何やってるんだろ、私…)


 雲が空を覆い、真っ暗になる周囲。闇に溶ける黒髪とともに、夜へと沈む無言の青年。勝利の代償はひどいむなしさ。結局はフラれた側の負け惜しみでしかないのだから。

 ゴシゴシともう一度涙をふいて、フィーはその場を去ることにした。


「『どんなスヴェンでも』ってやつ、ウソになっちゃった。ごめんね」


 肩が触れそうになるほどの距離で彼とすれ違う。

 か細い別れを、伝えるために。


「バイバイ…」


 これで最後。そのつもりで絞り出した別れの言葉。その気持ちは本当だった。なぜなら自分の胸中は今、満たされていた恋心を失って空っぽなのだから。

 けれど、恋心というのは厄介なもので――



――パシッ。



――腕を掴まれただけで、まるで枯れた泉から湧き出る水のように、恋心それは胸に染み入るのだ。


「言いっぱなしで勝ち逃げか? ちょっとは人の話も聞けよ」

「聞きたくない」

「待てって。俺にだってまだ言いたいことが――――っ!」


 ブンブン腕を振ってセリフをかき消しても、その手だけは離してくれなかった。


「知らないっ! もう何も聞きたくないっ! さっさと離し――」

「いいから聞けよっ!」


 ビクッ、とその大声に身を震わせれば、手首を掴んでいた力が弱まる。フィーが痛みに気付いた時にはもう「すまん…」とスヴェンは謝っていた。

 不安げに離れる手と、下がる頭。


「頼む。聞いてくれ」


 痛む手首をさすり、横目でその姿を見る。夜の中で見失いそうになる黒髪をこちらへずっと向けたまま。このまま背を向けて帰れば、きっと彼は追ってこないのがわかった。本当に本当のお別れだ。

 だからフィーはつい、その場にたたずんでしまった。うつむいて、熱が残る手首をギュッと胸に抱えながら。そして小さな安堵あんどのため息とともに、スヴェンが顔を上げる。

 その第一声に、思わず驚いた。


「俺は、東方系人種イースタニアンが嫌いだ」

「え?」

「卑屈で、いつも誰かにすがってやがる。あの目が俺は嫌いだ……けど、情も仲間意識もある。世間ってやつよりはな。だから目の前にいたら助けるし、助けたいと思う。でもそれだけだ。傷のなめ合いなんて冗談じゃない」

「……つまり?」

「痛みを分かち合う相手がどーのこーの言ってただろ、お前。そんなのごめんだね。それと、俺はロリコンじゃない」


 フラれる理由のくだりのを言っているのだろう。それならば、あと残っているのは――


「――やっぱり私、かわいくない…?」


 もしくは色気か。この二年間で筋肉質になってしまった体をどんよりと見下ろす。

 それを否定する呆れ声。


「誰もそんなこと言ってないだろうが。だから、そういう問題じゃなくてだな……」


 言葉を切り、片手で頭を抱えるスヴェン。何かに悩んでいるようだった。

 そして、たどたどしくも語り出す。


「俺は……俺も結局、あいつらと一緒だったんだよな…」


 あいつら。東方系人種イースタニアンのことだろう。


「卑屈で、卑怯で……お前の気持ちなんて、考えてなかった。お前の言うとおり、逃げたんだと思う。俺ははならないなんて、思い上がりだった…」


 顔を隠して首を振る姿に、フィーは納得した。彼は恥じ入っているのだ。

 スヴェンが少しためらってから顔を上げる。暗闇の中でも輝く黒い瞳にドキッとして、パッと視線をそらした。


「けど、これだけはわかってほしい。俺は本当にお前が大事で、だから、俺と同じ目に合ってほしくなかった。つらい目に合わせたくなかった。お前の笑顔を曇らせたくなかった」


 一歩、彼が土を踏みしめる。

 それに合わせて後ずさりながらフィーは思った。


「お前の笑顔を見れなくなるのが、嫌だったんだ」


 恥ずかしがるの、そのセリフそこじゃないかな。


「ていうかなんで近寄るの!?」

「逃げるなっつったじゃねぇか」

「物理的な意味じゃなーい!」


 かに歩きでシャカシャカ逃げるも、ズンズン迫る大きい歩幅。目の前がグルグルしてきたフィーは、混乱する頭で戦略的撤退を決断した。背中を向けて猛ダッシュ。いざ。

 そのタイミングを逃したのは、スヴェンがピタリと立ち止まったからだ。


「この前、教官に言われたんだ。『お前が何者なのかは、お前が決めていいんだ』って」


 急な話題転換に気を取られて足を止める。


「やっぱり口説き文句だったのかもな、あれ。お前に似たようなこと言われて、ストンとに落ちたし」


 そしてスヴェンはクツクツ笑った。独り言に、思い出し笑い。ちょっと不気味。


「だ、大丈夫…?」

「大丈夫。だから俺は、胸を張って言えるぞ。自分が何者なのか――――何者に、なりたいのかをさ」


 口元に不敵な弧を描き、踏み出される足。それはとてもごく自然で、忍び足でなく、まるで踊るような軽い足取りだった。

 だからつい、気を許して――


「俺は、お前の好きな俺でいたい」


――彼の腕の中に、捕まってしまった。


「もう二度とバカなことは言わない。お前が好きになってくれた俺を、バカになんてしない」


 耳元でささやく声。冷たい首筋と胸の温もり。少しだけ、汗の匂い。重なる鼓動はこちらだけ三倍速。


「遠くで祈るより、近くで守ったほうが話は早いしな。だから笑うなら、俺のそばで笑っててくれ」


 吐息が耳に。笑ったのだろう、たぶん。なんせ抱き締められているもので彼の顔が見えないのだ。見えるのは彼の背後の暗闇と、少し伸びた黒い襟足えりあし

 あ、首の血管も。意外と太い。いやでもほかの人のそんなところ別に見たことないやー、などと現実逃避。


「……ちゃんと聞いてるか?」


 その言葉に、フィーはうなずけなかった。だって無理だ、急にこんな。心臓が今度こそ爆発してしまう。

 しかし先ほどより、体に震えはなかった。手足の先はしびれているが、立っていられないほどではない。だがそれは、背中と腰に回された彼の両手が支えてくれているからだけなのかも。


「……後悔しても、もう遅いからな」


 それでも、自分はこの両足で立っている。彼の腕の中から逃げ出さずに。

 だからこの両手も、自分の意思だ。



――ギュッ。



「? フィー…?」


 後悔なんてしない。そんな思いで彼の胸へしがみつくも、うまく伝わらなかったらしい。フィーは慌ててもう一度――また名前をささやかれてしまう前に――彼の服に大きなしわを作った。


「……ありがとうってのも、変かな」


 フ、と笑うかすかな吐息――だからそれヤメロッ――にビクッと反応してしまった肩を、流れるように動いた彼の両手で掴まれ、そしてゆっくりと押される。なすがままにはがされる体が止まったのは、間が一人分にも満たない位置。少し上に彼の顔。間近でよく見えるが、ちなみに条件は同じ。

 スヴェンが小さく笑う。


「ひどい顔してんな」

「ヒドッ!?」


 裏返った声に、深くなる笑み。


「悪い。かわいいって意味だ」


 そんなわけあるか、と叫んだのは熱に浮かされた頭の中で、口にする余裕はない。この状況に理解が及んでいなかったからだ。というかなんだこれ、まるでキスでもされるみたい。いやいや、まさかそんな。

 とても信じられず、そして少しの恐怖心がその場から逃れようと肩を動かすも、思いのほかがっちり捕まっていた。本気マジか。


「……目、つむれよ」


 本気マジだ。反対に目をクワッとかっぴらく。しかしそれでも「……まぁいいか」とのお達し。万事休す。

 フィーは観念した。観念して、彼と自らの内側にある甘い期待へその身を任せることにした。目はがんばって閉じる。

 というか妙に手慣れているような。ウソ、こっちは初めてなのに。意外と軟派ナンパだったのかこの男。などと混乱しながら薄く目を開けて、ふと気付いた。


(真っ暗…)


 それは、彼の背景。薄い印象の、しかしよく見れば意外と整っている彼の顔をまともに見れず、視線をそらした先。月を隠していた分厚い雲が勢力を広げて空を覆ってしまったらしく、星なんてどこにも――


(――ん? 雲って…)


 冷静になる思考。とたんに弱まる心臓ドラム音。


(大きくなるんだっけ?)


 邪魔者のいなくなった聴覚がすぐに拾ったのは、遠くで吹く強い風のような音だった。



――ゴゥン、ゴゥン……。



 規則的で、機械的――――風じゃない。そう気付いた瞬間、無意識ながらにフィーは――



――ヒョイ。



「え」


――迫りくる顔を華麗かれいにかわした。

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