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「またねアリア姫♪」


「・・・」


「アリアちゃんと挨拶しなさい」とお父さんが言う。


わかったわよ。


「さようならマサヤ様」


永遠にってセリフを心の中で呟く。


マサヤに様なんて付けたくないっつうの!!!

だけどお父さんがいるから仕方ない。



そして父と一緒に家に帰った。


そして家に到着!!!


久しぶりの家・・・。

相変わらずバカでっかいけど!!!


「王様アリア姫様おかえりなさいませ」


「ああただいま」


「ただいまみんな」


「アリア姫様お久しぶりです」とダイキがやって来た。


「ダイキ久しぶりね」


「お元気でしたか?」


「ええ」


やっぱりダイキの笑顔を見ると心がホッとする。癒し系だ♪


「マサヤ様はどうでした?」


「私の前でマサヤの話はしないでくれる?ダイキ」


「え?何かあったのですか?」


「うん、ありまくりよ・・・。アイツとは一生会いたくないくらい!!!」


「そうですか。分かりました。マサヤ様のお話はしないようにしますね」


「うんありがとうダイキ♪」


ダイキって本当物分かりいいよね。

やっぱり元の世界の大樹君とは、ちょっと違う。

まぁこっちのダイキも好きだけどね♪


ピリリリリッ♪~と何かが鳴った。


ん?


あっそうだった前にダイキにピーチをもらったんだった。


ピーチと言うのは、テレビ電話みたいな物なの。


こっちの世界でずっとスマホを使えるわけじゃないからね。


そしてピーチを鞄から取り出してピッとボタンを押した。


「もしもし甲斐?」


「愛莉亜今大丈夫か?」


「うん」


「お前さぁ・・・見合いしたんだって?」


「誰から聞いたの?」


「田中だよ」


「ああ優衣ね。うんしたよ・・・って言うかさせられたって感じ?しかも相手はあの雅也だし」


「そうなのか?こっちの世界の雅也だよな?」


「うんそう。こっちの世界のマサヤも嫌な奴なのよね!」


「そうか。って事は俺達だけがこの世界に来たって事なんだな」

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