36
「またねアリア姫♪」
「・・・」
「アリアちゃんと挨拶しなさい」とお父さんが言う。
わかったわよ。
「さようならマサヤ様」
永遠にってセリフを心の中で呟く。
マサヤに様なんて付けたくないっつうの!!!
だけどお父さんがいるから仕方ない。
そして父と一緒に家に帰った。
そして家に到着!!!
久しぶりの家・・・。
相変わらずバカでっかいけど!!!
「王様アリア姫様おかえりなさいませ」
「ああただいま」
「ただいまみんな」
「アリア姫様お久しぶりです」とダイキがやって来た。
「ダイキ久しぶりね」
「お元気でしたか?」
「ええ」
やっぱりダイキの笑顔を見ると心がホッとする。癒し系だ♪
「マサヤ様はどうでした?」
「私の前でマサヤの話はしないでくれる?ダイキ」
「え?何かあったのですか?」
「うん、ありまくりよ・・・。アイツとは一生会いたくないくらい!!!」
「そうですか。分かりました。マサヤ様のお話はしないようにしますね」
「うんありがとうダイキ♪」
ダイキって本当物分かりいいよね。
やっぱり元の世界の大樹君とは、ちょっと違う。
まぁこっちのダイキも好きだけどね♪
ピリリリリッ♪~と何かが鳴った。
ん?
あっそうだった前にダイキにピーチをもらったんだった。
ピーチと言うのは、テレビ電話みたいな物なの。
こっちの世界でずっとスマホを使えるわけじゃないからね。
そしてピーチを鞄から取り出してピッとボタンを押した。
「もしもし甲斐?」
「愛莉亜今大丈夫か?」
「うん」
「お前さぁ・・・見合いしたんだって?」
「誰から聞いたの?」
「田中だよ」
「ああ優衣ね。うんしたよ・・・って言うかさせられたって感じ?しかも相手はあの雅也だし」
「そうなのか?こっちの世界の雅也だよな?」
「うんそう。こっちの世界のマサヤも嫌な奴なのよね!」
「そうか。って事は俺達だけがこの世界に来たって事なんだな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます