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どんなドレスかと言うと。

ドレスの色はピンク、もう真っピンクって感じでドレスの裾には二段のフリル、胸元には小さいハートのダイヤがついてるの。

もうまさに絵本とかで出てくるお姫様そのものって感じ。


こんなラブリーなドレスを私に着ろと仰るのですか?お父様・。

私には似合わないかもですよ?

って言うか私の部屋にあったドレスよりも、100倍くらい豪華かも。


「ねぇユイこのドレス私に似合うと思う?」


「それはもう、当たり前です!!アリア姫にすっごくお似合いだと思いますよ。試着されますか?」


ユイマジで言ってる?

でも着て見たいかも私だって一応女の子だから!!


「うん、じゃあ着て見るね!!!」


「はい、そうしましょう」


そして着替えが終了

感想はやっぱり何か変だった。


「ユイ~~~やっぱり私には似合わないんじゃないかなぁ?」


「まぁアリア姫、すっごくお似合いです。似合わないなんて事絶対にありませんよ♪」


そう?本当に?でも、ユイがそう言ってくれると素直に嬉しいよ私。


「あっ!!!アリア姫、そろそろ学校に行かなければいけませんね」


「あっ!ホントだ。早く着替えなきゃ!!」


「お時間がないので、そのままの格好でよろしいんではないですか?」


え?この格好で学校に行くの?

それはイヤだよ~~~!!!

でも、時間がないんだよね。

仕方ない諦めるか!!!


「うん、わかった早く行こっか」

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