魔物が増えましてよ! 【1】
旅へは馬車では行けないため各自、自分の愛馬で行くことに・・・。
「サリーこれからよろしくね」とサリーの体を撫でた。
「サリー久しぶりだな」とユリウスもサリーの体を撫でた。
・・・なぜかしらユリウスに撫でられた時の方がサリー嬉しそうに見えますわ・・・。
サリーも女の子だから美形に弱いのかしら?
「エイルお久しぶりね。会いたかったわ❤」と体を撫でた。
するとエイルは嬉しそうに鼻をブルンと鳴らし返事を返してくれた!
エイルとはユリウスの愛馬でオスの3歳で
「ははっエイルも私と同じでカレンが大好きなんだな❤」
ユリウスはただの女好きでしょう?エイルと一緒にしないでもらいたいですわ・・・。
「ユリウスにカレンそろそろ行っていいか?」とノア
「ああ行こうか」
「ええ行きましょうか」
数時間後・・・。
ノア「ここが今回の宿になる。男性陣は2人で一部屋、カレンは女性だから1人部屋だ。なにか質問はあるか?」
「いいえ、ありませんわ」
「ああ」
ノア「明日に魔物討伐に行くから、そのつもりで今日はゆっくり休んでくれ」
「ええ、わかりましたわ」
「ああ、わかったよ」
そして翌日・・・。
ノア「では今から討伐に行くが、2つの班に分かれることにした。カレンと私とユリウスとシェインとデービッドは山手に、後のメンバーは川辺に行ってくれ」
「ああ、わかった」
「わかりましたわ。皆様よろしくお願いしますわね」
「うん。こっちは僕達にまかせてよ」と可愛いシオンが自信満々に言い切った。
「ふふっでは任せましたわよ!」
そして
『人間がやって来たぞ弟よ・・・』
『ああ、いっぱい食えそうだな兄ちゃん♪』
山に入ると早速魔物の声が聞こえた・・・。
『カレンもしかして、もう聞こえたのか?』と
「ええジャガード・・・」
「カレンどうかした?」
「ええユリウス・・・声が2つ聞こえて・・・」
「2つ?じゃあ魔物が2体はいると言うことか・・・」
ノア「どうやら、そのようだな・・・」
「
そして
リスさんなのかしら?巨大なリスさん2体ね・・・。
『女がいるぞ・・・うまそうだ・・・なぁオレが食っていいか?兄ちゃん・・・』
『仕方ないな、お前に譲ってやるよ・・・弟よ・・・』
2体もいるとなると一気に浄化出来るか、わからないですわね・・・。
どうしようかしら?
そう考えているうちにリスさんの1体が
「カレン危ない!!!」とユリウスが叫んでいた・・・。
まずいですわね・・・。
リスさんから少し目を離したばかりに・・・。
無防備でしたわ・・・。
リーダー失格ですわね・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます