その他
●プロローグ
【石丸 英二(いしまる えいじ)】
立帝社大学付属高校の【校長】で、眼鏡をかけた男性
英雄の提案である、異なる世界の人々を集めたクラスを作り、その際に監視もかねて高校の校長に就任した。
表情を変えず、とても威圧感がある。
相山のクラス担任である鹿嶋とは旧友の仲
【鹿嶋 仁美(かしま ひとみ)】登場プロローグ
異世界の人々が集まるクラスの【担任】。
タイトスカートを履いた眼鏡の女性で、ふんわりとした話し方をする。
石丸が心配になりクラスの担任を名乗り出た。
【心岸寺 彰(しんがんじ あきら)】
少し暗い雰囲気のある男子生徒。
アリエンテーション時、男性側のリーダーだった人物。
中学3年生時の試験成績は全教科満点で、高校入学試験もトップである。
家族構成は父と母の3人で、祖母と一緒に暮らしている。小学生の時、クラスメイトに上履きの中に犬の糞を入れられて、気が付かずに靴を履いた事がトラウマになり、それからは友人を作る事はせず、中学を卒業するまで勉強に明け暮れた。その勉強の息抜きにクラスメイトを虐めて遊んでいた。
オリエンテーション後、過去に行った様々な行為が明るみに出て、少年院に送られる事になる。
【高原桜 真理恵(こうげんざくら まりえ)】
オリエンテーション時、女性側のリーダーだった女性。
彼女の成績は特に秀でたものはない。家族構成は父と1人の兄と、2人の弟がいる父子家庭である。父が株式会社バーネスの社長である。中学生の頃から男を手玉に取り、10人のお気に入りを自分の周りに侍らせては楽しみ、それから漏れた男を奴隷のように扱っていた。
オリエンテーション後は、ドリッドリンに相応しい人物になる為に自分の体も心も磨き、真の意味でリーダー格の女性になっていく。誰に対しても優しい慈愛に満ち性格に変わり、生徒達から絶対の信頼を置かれるまでになる。
だが、ドリッドリンが唯一信頼を置いている委員長に対しては、並々ならぬライバル心を持っているので、委員長には冷たい態度を取っている。
●0.5章
【天坂 厚子(あまさか あつこ)】
女性【アイドル】グループ『アイラブ スターズアップ』内の3人組ユニット『プレヤード』のメンバー。
天坂に彼氏がいるという噂が流れた事で、元ファンから強烈なストーキングと嫌がらせに悩んでいた。
周囲には殆ど堪えていなように振る舞っていたが、本当はかなり精神を擦り減らしていた。
そんな不安定な精神状態の時、この騒動を切っ掛けにして更にアイドルユニットの名を広められるのではないかと頭によぎり、実行に移してしまった。
そうして0.5章の事件に加担してしまうのだが、冷静になった時にこれではダメだと気が付いてベンチで悩んでいると、相山に声を掛けられた。
事件が穏便に解決した後、それを成し遂げた相山には大きな恩を感じる事となった。
【清水 一郎(しみず いちろう)】
化粧品メーカーの【営業】マンで常にリュックサックを前に抱えている男性。
せっかちな性格ではあるが、プライベートではかなりの優柔不断になる。ダジャレを考えるのが好きで、誰かに聞いてほしいと機会をうかがっている。
0.5章の事件解決後は化粧品メーカーを退職した。
【寳川 紗友里(たからかわ さゆり)】
一見すると清楚に見える【キャバクラ嬢】。
キャバクラ嬢という仕事は自分の実力と、何よりも運を試す場所だと思っている。
一度でもじっくりと見た相手なら、どのような変装をしていても見破れる特技を持っている。
0.5章の事件の最中に何人もの警察官を客に変えて、キャバクラ嬢としての立場を更に盤石の物とした。
猫が好きだが見る専門 飼うのは面倒だからしない。
【三島海斗(みしま かいと)】
公園近くのコンビニエンスストアでアルバイトをしている【コンビニ店員】の青年。
チャラチャラとした言動を取る。家はかなり汚く、まともに掃除をしているとは思えないが、これはそう見えるように狙って物を配置している。
0.5章で行ったコンビニのカメラを細工し一時的に録画を止める方法は、元々は店長が編み出したもので、三島はそれを真似していた。
事件後も相変わらずコンビニ店員を続けている。
【榊 純一】
【公安部】公安異界課 課長
物腰が柔らかく常にニコニコしている初老の男性
基本的には日本国内を対象にした、異世界から持ち込まれた騒動を調査している。妖怪や幽霊、そして異世界の存在を数十年間追いかけていた。
組織としての成果はあまり芳しくなく、組織の解体がささやかれ始めた時に榊は0.5章の事件を知り、感だけを頼りに調査を始めた結果、相山に辿り着いた。
1章終了後に手に入れた、異世界を証明する資料の数々と、相山という情報提供者により、組織の必要性が高まり、榊の望み通りに予算も人員もかなり増えたが、代償として榊の休みが消滅した。
●1章
【マージエリイ夫人】
ケイの監視役として派遣されているが、実際はケイの母親代わりをしている女性。ケイの事を常に心配していて、彼女には幸せになってもらいたいと思っている。
住まいは多田篠公園内にある洋館。
近所の奥様方を呼んでは交霊会を開いて、情報収集をしている。交霊会自体は本気でしていて、実際に何度も交霊が成功している。これには夫人自身も驚いている。
交霊の方法は本を参考にしているだけなので、本当に成功するとは思っていなかった。
1章終了後、資金稼ぎの為になんでも屋を始めるが、苦労の割には金にならないと気が付き、1.5章終了後に相山の助言を受け入れて占いを始めた。
【青井 明美(あおい あけみ)】
都市伝説「赤い犬」の被害者の女性。
眼鏡を掛けた弱気な女性だが、優秀な【家庭教師】で何人もの学生の成績を飛躍的に伸ばしている。
8階建てアパートの2階にある角部屋に住む
1.5章終了後、相山に助けられた恩を返す為、無償で家庭教師を引き受けている。
【高梨(たかなし)】
神結医療センターの【院長】をしている初老の男性。
高い志を持っていて、何よりも患者を優先する。患者に危害が及ぶような事があれば、たとえ国の機関であっても真っ向から対立する。
だが幽霊等の異常な存在は頭の片隅にも無く、実際に目にした時に腰を抜かして何も出来なかった。
凝り固まって現実を受け入れられなかった自分と、一般人にもかかわらず堂々と立ち向かっていた相山を比較して、反省をすると共に年下の相山に対して尊敬を抱いている。
1章終了後は相山に全面的に協力をしている。
●2章
【ミリアナ・ツァルセール】
リアナの【侍女】として王が仕えさせている女性。
普段は感情を表に出さずに淡々と職務を全うするが、リアナがいなところでは食に対して貪欲。
地球でのリアナの侍女という立場は自薦によるもの。リアナはどこにいても命を狙われる可能性があり、遠く離れた地球で例外ではない。
そのような状況に陥った時、心の支えになる為に志願した。
リアナに物心がついた時から仕えている。
【ダリア・タルス・テェンツァルス】
リアナの弟であり、【第1王子】。
傲慢な性格で、軍備の強化と支配地域の拡大しか頭にないが、これは周囲から刷り込まれた感情によるものであり、軍拡派の操り人形と化している。
仇敵であるジアッゾの所属する国バリサスを強く憎んでいるのも、刷り込みによるもの。
時期の王座を狙っていて、地球へはリアナの暗殺を目的にしてやって来る。ダリアに協力する者も多い。
ダリア自身は誰も信じていないつもりである。
【ハーソン・タルス・テェンツァルス】
リアナの祖父で、前王様で現在は【宰相】。
65歳で、60歳の時に退位している。
若い時にフューレと共に革命戦争に参加している。
【ピピィー】
フューレと共に旅をしていた、鳥型ロボット
全ての出来事を録音録画していた。
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