シーズン4 第一話 3人の2週間の予習1

アリアアーちゃんようやくでたんだね、大丈夫?具合悪くない?」

アミン大丈夫だどこも悪くない、早くシスターの所に行って教科書受け取って予習するぞ」

「えぇー予習するの?罰則で受けさられる授業って二週間後だよ」

ラシビアバカね、今から予習しといた方が後々楽でしょ」

「それもそうか」

とアリアを説得してからシスターの元へ向った

コンコンコン

シスターはぁーい、誰かしら」

「罰則で授業受けるときに使う教科書を取りに来たアミンとラシビアとアリアです」

「あんたたちね、はいこれが教科書」

配られた教科書には

宗教学、算術学、理科、政治学、簡易医学と書かれていた

「ありがとうございます」

「例はいいから早く生きなさい」

「「「はーい」」」

と返事をしてからシスターの元を去った

「でどこで予習する」

「私はどこでいいわ」

「じゃアーちゃんの部屋で」

「なぜそこで俺の部屋が出てくるまぁいい、最初は算術学からな見たところ四則演算と積分微分くらいしかないから」

「う、うん」

「ならすぐに覚えられるわね」

と会話をしながら部屋に向かい教科書を広げてを始めるのであった。

「ラシビアはこれの内容は理解できてるか?」

「そうね、九割型は理解してるは」

「残りの1割は」

「最後のページに記載されてるコラッツ予想の問題だわ、これ最近発見されたようだけど答えが分からなくて」

(前いた世界でも解明されてないぞそれ)

「それの答えは俺もわからんし、何百年立たないと解くことが出来ないと思うぞ」

「なら大丈夫だわ、理科の方もすべて知ってる事だから問題ないわね」

「それなら良かった」

と言いながらアミンは理科の教科書をパラパラとめくった

(大体中学レベルの理科だな自分は前世での大学レベルまでは普通に出来てるからこれももんだいないな、簡易医学の方も前世で言う四体液説と初歩的な現代医学だから問題ないな俺の持ってる医療知識の方が上だな、残るは政治学と宗教学だけど前世の知識とで絡めたら行けるな)

「貴方もどうやら簡易医学学と理科の方もセーフね、私達はこの残りの2つをやるしかないね」

「そうだな」

と二人のやり取りを豆鉄砲を喰らったように見てる人が一人いた

「でアリアはどうだ」

「足し算と引き算と掛け算ならそれ以外は」

「なら俺が2週間で教えるよそこまでできるなら残りの割り算も微分積分も簡単だ」

「私も協力するわ、理科と医学の方で」

「二人は勉強大丈夫なの?」

「「大したことはないから大丈夫だよ」」

「ハモったにしても二人ともどこでそんな知識を得たのよ、私に内緒でずるい」

と言われ真実を言い出せないアミンとラシビアの姿はそこにあった

「まぁそんな事置いといて割り算と残りを教えるよ」

「わかったアー先生」

「アー先生って」

とアミンはアリアに算術を教えていって

数時間が経過した

「飲み込み早いわね」

「アーちゃんの教え方がいいからだよ、色々作ってるし」

「まぁそうだわね、色々話は聞いてるわ馬無しで動く馬車を作ろうとしてるとか」

「あぁそうだな、残りは明日にするか今日はみんな疲れてるし」

「そうだわね」

「賛成」

「じゃここで解散で」

「またねアーちゃん」

「またな」

「じゃ約束通りにね」

「(約束ってお風呂場で言っていた事かな)わかった」

とその場で別れを告げ二人は出て行ってアミンだけが部屋に残されたのであった

(にしてもジープの件かぁ、最初は作れると思ったが正直一人でアァブスだけの魔法頼りで作るのは厳しいな、前世は産業革命が起きていたから楽につくれたのに・・・産業革命かぁこの世界は中世レベルだ産業革命もない、せいぜいあるとしても世界でも2、3ヶ国だけだろうな…ジープとか作るよりの産業革命を起こした方が簡単なのでは…よしやるか産業革命を)

と内心で思って軽い手順書を書き出すアミンがそこにはいた

(まず必要最低限のものは繊維工業と溶解炉、石炭だな最低限これだけあれば発展するがまずは溶解炉からかなシスターなどに聞いた話だと鉄製品は竈で一つ一つ溶かして型に入れてるから鉄製品は高いと聞いた、なら溶解炉を始め反射炉を作り土台を作るか)

と考えていくうちに一つの重要な点に気づく (これ一人じゃ無理だな…ここを出たら大学に入ることにすることにするか、まぁまずは今夜のに向けて寝ることにするか)

と自分の中で色々決心をしながら眠りについた。

この決心が割とすぐに叶うとはまだ知る由もなかったアミンである。





そろそろ主人公が動き始めます

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