第5話 残念な夜

夜餉を逃さまいと全力で教会に向かって走った

「ハァハァ、なんとか間に合った」、教会についたら急いで手を洗って食堂に向かったら

(なんで皆食堂から出てきてるだ)

少年にとって、皆が食堂から出てるのは疑問でしかなかった

食堂を覗くとそこには普段はご飯でいっぱいのトレーが片付けられていた

(なんで、ご飯時間は今からだろ…)

そうすると急に背後にシスターが現れ、こう言いはった

「アミン・グラコス何処に行っていたのですか夜餉の時間は終わりましたよ」

「えぇ、なんで今日そんなに早くに夜餉が終わったんですか」

「貴方は朝の事は何も聴いてなかったのですね、今日からは夜餉の時間が早くなると、伝えたではありませんか、聴いてなかったのですね、罰として今日は夜餉はなしです」

「はぁーい」

「はぁーいではなく、はいです

分かったら明日からは早くおいでなさい」

「はい、わかりました」

「早くお風呂に行きなさい、お風呂まで遅れる気ですか」

「わかりました」

と少年は怒られ、その後お風呂に行く事にした。

お風呂は夜の7時から9時まででその間だったら、好きな時に入っていい決まりになっている。

(はぁ、お風呂の最終回時間まであと30分かいつもはもう少しだけ、早く行って湯船にも使ってるけど今日はその時間なさそうだな、シャワーだけで済まして、部屋に行って日課の準備をするか)と考えながら、変えの服などを準備してお風呂に入った


お風呂は銭湯みたいな感じになっており、シャワーが35個ついており、でかい湯船が2つサウナが一つついていた、今となっては、貧しい教会になったが最盛期には国の中でも1位2位を争う教会だったのだ。

少年は服を脱いでタオル一枚になり、お風呂の奥にあるシャワーを使って、体を洗っていた。

「はぁ、お風呂はなんとか入れて良かったなぁ、流石にあの作業をしたあとにお風呂なしはきつ過ぎる、おっといけねぇ長風呂はできないな日課に備えて少しだけ仮眠取らなきゃ」

とブツブツ言いながら体を洗い、体を乾かして服を着て自室に戻るのであった。

自室に持っどって少しベッドの上で横になっていた。

彼が起きたのは皆が寝静まってから一時間後だった…

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