第4話 魔法
山に入って直ぐに目に入ったのは少しでか目の小屋だった
(こ、小屋がなんでこんな所にあるんだ…そう言えば前にシスターが言って行ったなぁ、教会にある遊具は18年前位前までに山に住んでいたおじさんが木こりで、切った木で遊具を作って教会に寄付していたてっ、でもそのおじさんが死んでからは山には誰も入らなくなったてっこれは使うしかないな、見た目は少し古いなぁ傷んでるところは木を切ってアァブスを使って板を作って取り替えるか、それで中はどうかな)と思った少年は小屋の中へと入っていった
「おじゃまします」
中には作業をする為の長い机と椅子、ベッドに簡易トイレ、そして、床が石になっている物置があった。
(これはすごい、ほぼ手を加えなくても使えるなぁ、よしラボはここにするか、斧も置いてあるし、少し木を切って板を作って修理でもするか)とアミンは斧を持って数本の木を切り倒しだ
「はぁはぁはぁ、木を切るのってこんなに疲れるんだな、まぁ必要な分の木は手に入ったし昼餉を頂いて少し休憩するか、板にするか」
と言いアミンは懐からパンを出して食べた
「にしてもこの世界のパンは美味いな、小麦がオーガニックだからか」とくだらない事を言ってる内にパンを食べ終えて少し仮眠を取った
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パチ
「う、うん、よく寝たぁー」
時間にしては一時間も見たいが
集団生活が苦手な彼にはとっては
周りに人が居ない状態で寝たのは4年振りになるのだ
「よし、板つくって、小屋を修復するか、まずはと木を小屋の近くに運んべばいいけど、
どう運ぼう………引きずるか」
ズゥー、ズゥー、ズゥー、ズゥー、ズゥー
ズゥー、ズゥー、ズゥー
「ハァハァハァは運び終わったなぁまだ4歳だから、何かしてもすぐ疲れるなぁ、早く大きくならないかな」
世の4歳児は早く大人に成りたいと願うけど、自ら労働をするために大人に成りたい4歳児は世界中さがしても彼だけだろう
アミンは一息ついてから鞄を漁って鉛筆を取り出し木に板となる下書きを描いていくのだった
「うん、大きさはこれくらいだならこれを全部にやればいいだけだな」
スー、スー、スー、スー、スー、スー、スー、スー
「よし、下書きが終わったなぁなあとは板にするだけか」
指を木に描いた線の上にのせ、彼は唱えた
「アァブス」
そうすると線の所だけが溶けてなくなり、木は板と材木だけになった。
「これ便利だなぁ、とりあえず材木は小屋にある箱にでも入れて置こういずれ、使うかもしれないし」
少年は古くなった、板を取り外し新しい板と換えて、小屋の修復は終わった
「やったぁ、これで小屋の修理が終わったぁ、にしても今日明日かけてラボを探す予定だったのに、ラボを探し終え修理もするとはなかなか幸先がいいですなぁ笑」
少年は辺りを見渡すと、夕暮れになりかけている事に気付いた
「やぁべ、急がなきゃ飯も風呂もなくなってしまう、それだけはゴメンだなこんなに苦労したのに夜の楽しみが無いのはきつ過ぎる」と言いながら教会に走って行った
教会につく頃には………
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