第3話 拠点探しとドラゴンの眠る池
朝餉のパンを半分だけ残して懐にしまって、朝餉の時間は終わった。
基本的に教会では
朝起きて、畑仕事、お祈り、朝餉、自由時間、夜餉、お風呂、就寝になっている。
貧しい教会のため一日2食だけとなっているので俺は朝餉の半分を残して昼餉として頂いてる。
と食堂をでて自分の部屋に向った、部屋の大きさは4畳あるかないかくらいの大きさで下は机上はベットになってる、ベット兼机があった、机の上には神聖ケェリア語の教科書とスケッチブック、鉛筆2、3と消しゴムが乱雑していた。どうやら他の子は魔法導引書初級が授与されてるが俺は部質を溶かす魔法
(アァブス)しか使えないのでその代わりにスケッチブックを授与された事を最近知った
アァブスは初級中の初級だが、一般的なアァブスは指定した物を全体に溶かす事しかできないが俺の使えるアァブスは溶かしたい部分を溶かせるときた、これで色々な型版が作れるので設計制作でおおに助かるだろうと俺は考えている。
机の横にある、古い鞄に鉛筆と消しゴム、スケッチブック入れて、
出ようとした時に…
ゴツン
(いてぇ、やっちまった、どの世界でも下が机で上がベットになってるベット兼机で机側を使って外に出ようとするとベットに頭をぶつける、これが地味にいたいんだよなぁー)
と思いながら部屋を後にした
(うーん、どっち方面を探索するか、山の方、川の方か)と苦悩すること10分
山の方が便利と思い山の方角へと突き進むのであった。
山に行く最中に小さな泥沼と言うか泥池があり、皆はそこを恐れていた
泥池はそこから
プクプク、プクプク、プクプク
となっていたのだ、皆は
この、池の下にはドラゴンが眠っていて、プクプクはドラゴンの寝息だと言うのだ
周りの子がドラゴンの寝息と思ってるのは仕方ないけど、大人まで心の底からドラゴンの寝息だと思っている、俺も最初に聴いた時は本当にドラゴンかと思った時期もあった、なぜなら此処は異世界なのだからでも、現実はそうではなかった
一月前に夜中、ガラスの容器と火の付いたロウソクを持っていき、ガラスの容器に池の底にいるドラゴンのプクプクを集め火の付いたロウソクを近づけたらやっぱり燃えた、これはドラゴンのプクプクではなくメタンガスだとしった、と言う事を思い出した彼は(これで、ガスランプ、ガスストーブ、他にも色々作れるな「笑」)とまるでイタズラっ子の様に笑うのであった。
泥沼を後にして山に
入っていくのであった。
追記
そろそろアミン君に人間関係をもたせる予定なので、引き続き楽しんで下さい
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