第6話
俺たちは生徒会室に着いた着いてドアを開けた。
そしたら神奈月先輩が食事の用意していた。ご馳走だな〜と思いつつ
「座って」と会長から言われる。
「は、はい」
なんか緊張するな
「遠慮しないでね〜」という神奈月先輩
「はい」と言い俺も弁当を広げる。
「近衛くんもお弁当なんだね?誰かに作ってもらってるの?」
「いえ、自分で作ってます。この弁当は誰が作ってんですか?」
「こっちは私の家のシェフがこっち有栖の家のシェフがお昼ぐらいに用意くれるんだ〜」
と優しく教えてくれる神奈月先輩。
セレブすぎんだろ二人とも。俺の親も金持ちの部類だがこんな派手に使ったこと見たことないぞ。
「早く食べよ」っと言ってくる如月先輩。心なしかソワソワしてる結構食いしん坊キャラなのかな?
「「「いただきます」」」
「でも近衛くん本当に自分で作ってるの?」が神奈月先輩話題を振ってくれる。
「そうですね。これでも自炊してますから」
「へぇ〜一人暮らしなの?」
「はい。一人が一人で一人暮らししています」
「「・・・・」」
空気が重たい渾身のギャグだと思ったのに。こんな受けないとは。
「えーとここは笑った方がいいの?」
「はい。どうか笑ってください。お願いします」
「?」と首を傾げる如月先輩。
「でも、近衛くんのそのお弁当美味しそうだよね?」
そうかな?お弁当の中身は唐揚げ白米にごま塩をかけただけなのに
「そうですか?二人の弁当の方が美味しそうですけど」ジーと伊勢海老と高そうな肉を見る。
「よかったら食べてみる?」と優しい神奈月先輩。
「いいんですか!」
「う、うん」若干引き気味の先輩
「俺もよかったら唐揚げ食べます?」まぁ口に合わないと思いますが。
「んじゃあ交換だね〜有栖も交換してもらったら?」
「うん」という如月先輩は無表情に言った。
神奈月先輩は伊勢海老を如月先輩は高そうな肉を弁当の蓋に乗せてくれる。
「いやいや。美味そう!!」
遠慮を知らないのかと思うが俺にそんなものをない。
「私たちももらうね〜」
二人は唐揚げを俺の弁当から取る
なんか緊張するな
「二人の弁当と比べると美味しいわけではありませんけど」
「「もぐもぐ」」
「「!!」」
「「美味しい」」
「本当ですか?」
「本当!本当に美味しいよ!」
うんうんと頷く如月先輩。
「そ、それはよかったです」
そんなことで昼飯を食い終えた俺たち。
「今日はありがとうござました先輩方」
「いいよ〜そんなのね?有栖?」
「うん」
「では先輩方午後もあるんで失礼します」
「うん」
「頑張ってね〜」
俺は生徒会を後にする。
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