第4話

俺はルンルンで帰って行った。


そしてルンルンで家に着き。


ルンルンで唐揚げ味噌汁ご飯を作ったが。


ピンポーンそれは俺の叔母兼担任の近衛冬美が訪ねて崩れ去ろうとしていた。


「ええ。お掛けになった電話は現在使われておりません。」


「いやいや、インタホーンにそんな機能ないから」


「お尋ねになった〜」


「いいからあけろ!」


チッしょうがない。


「何で飯時に来るんですか!迷惑です。」


「いや。お前が寂しそうだから一緒に食べてやろうとしただけだろ!」反論する叔母。


「いや、寂しいのはアンタだろ」


「そんなこと言う口はこうかこう!」


「いひゃい!いひゃいです!僕のイケメンが崩れます!」


「いや、お前はイケメンではないだろ」


そんな酷い突っ込みをする叔母。


「酷すぎる現実叩き付けられたんで明日からお休みします。」


「そんなこといいから飯!ふふ〜んおお!今日は唐揚げじゃないかちょうど食べたいと思ってたんだ!」


く。さっきまでのルンルン気分が台無しだ。


「私は風呂に入ってくるから覗くなよ。それに夕飯の支度もしてくれ!今日は泊まるからな」


逆にルンルンで風呂に入る叔母。最悪いや災厄だな。しかも泊まるだなんて。


「はぁ準備するか」


しばらくして叔母は風呂から上がり二人でテーブルで向かいあい食べる。


「「いただきます」」


「うまーほんと一人料理得意よね〜」


「先生もできるでしょう。作ればいいでしょ」


「一人みたいにはできん。それに独り身だとなんか寂しくなるプシュンあーうまい」


「・・・・・」

そのコメントに俺はなんて返したらいいのだろう?あと酒飲むな。


「何だよ文句のある顔は。そういえばどうだった?生徒会?」


「いや〜居心地は良くなかったと思う」


「そうか〜向けばお前をいれようと思ったがダメそうだな」


そんなの嫌だ。生徒会自体俺なんかとは合わんだろ。


「それに一人のボッチもどうにかできると思ったんだが」


「そんなことまで考えて!お父さんお母さん僕はこんなに思われて幸せです」


「いやいや勝手死んだみたいな雰囲気出すなよ!どっちも元気だろ!」


1時間後すっかり寝てしまった叔母をベットまで運ぶ俺。


「よっし描くぞ〜」


その部屋はオタク部屋兼仕事スペースだ俺は漫画やイラストを投票したりして生計を立ててる。まぁ親から小遣いもらってるがそれはなるべく使わないようにしるなんか申し訳ないからな。


「ああ!もう締め切りが!!!!くそ徹夜だ」


本当は前もってやるのがいいのだが俺はいつもギリギリほら某小説で言っていただろやる気ないなら描くな!!山◯エル◯先生も言っていただろう?

俺のやる気が出るのは締め切り間近だからその言葉に従ってる。

まぁ現実逃避だけどな。締め切りそんなの知りません私はそんなことに縛られません。


そんなこと思ってると

ピピピピピピ

名前を見ると担当

『こちらお掛けになった電話は現在使われてません』


『ふざけんなよ。早よださんかい!』


怖い人は追い詰められるとこんなに怖いの?


『いえほんとすいません!まだできてません。ちょっと伸ばしてくれませんか?一日ぐらい』


『無理もう無理!早く出して』


『なんかエロいですねははははは』


『笑い事ちゃうぞワレイ!!』


『す、すいません!今すぐ描きます!』


『また掛けますサボらないでください』


『はい。わかりました』

電話が切れた


「ふざけんなよ。この担当!自由にやらせろよ。この年増編集者!」

俺は繋がってない電話にそんなことを言っていた。


ぷるるるる担当


『はい』


『なんかムカついたんで殴りいれたいんで今から来てもらえますか?』


『理不尽!もう少し労って俺のこと!』


『ああ。あとマジで今日仕上げてくださいね。上げなかったら缶詰状態にしますから』


『学生でそれは勘弁してください』


『そういえば先生学生でしたよね?』


『え、はい』


『やめれば漫画も簡単に上がるようになりますよね?』


『そんな無茶振り』


『はははは冗談ですよ半分は』

怖いこと言うなこの人


『まぁ担当さんが養ってくれるなら僕永久就職しようかな』


『それは嫌なんで早く原稿上げてください』


『何で!そんなに嫌われてんの!』


『当たり前です!あんた締め切り嫌で北海道まで逃げただろ!しかも逃げた理由がラノベでもやった許されたんだから俺がやっても許される。ふざけるな!』


『すいませんもう切ります』

これ以上はやばい。


『まだ話は終わって』プツン

言い終わる前に電話を切った。


それからも電話かかってきたが無視した。


そして俺は誓ったこの〆切は守ろうと。

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