第64話 琵琶湖

「これが琵琶湖かー!


でか!!」


好花は、目をきらきらさせている。


彼女の目には、広大な琵琶湖が映っている。



「てか、琵琶湖の周りさ、城多くね?


俺ら、見つかりそう」


弥太郎は、周りをキョロキョロしている。


「当たり前だよ。


琵琶湖は、東西南北をつなぐ要の位置にあるからな。


交通の要になってるんですよ」



朝信は、弥太郎に話す。



たしか、琵琶湖は、


東海道(関東方面)・東山道(東北方面)・北陸道(北陸方面。北国街道とも)の3つの道の出発点になっていた気がする。


と好花は思った。



「あの琵琶湖の近くの山に築かれた城はなんだ!?」


「あー、あれは、観音寺城(かんのんじじょう)ですね。


六角氏(ろっかくし)の城ですね」



実乃は、山の上に築かれた城を見上げながら言う。











※筆者の戯言


近江国(滋賀県の旧国名)は、城跡が全国屈指の1300か所以上もある「城の国」なんです!


びっくりですよね!


日本の真ん中に位置する琵琶湖。


そんな近江国は、交通の要になっていたのでした。

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