第三話 それはまるで女神のようだった·····
「じゃあ次行こうか?」
『氷の剣』
煌人の目の前に氷の剣が現れた。
「お、おい。なぁ本気で許してくれよ。」
「俺を殺そうとしたんだ。俺に殺されても
文句は言えないよね。ね?」
もう終わりにしよう。
「死ね!」
『煌人やめてよ!』
「頭に声が!?」
「た、助かったのか?」
誰だ!いや聞き覚えがある。
空の声だ。
『私は煌人を人殺しにするために
庇ったわけじゃないよ!』
でもアイツは俺を。何より空を殺したんだぞ
やっぱり許せない!
トドメをさす!
煌人が剣を振り上げた時だった。
『やめてぇ!』
「っ!」
氷の剣を消し、技を変え
『アイスコフィン!』
アイツは氷漬けになった。
俺はアイツを殺せなかった·····。
俺はもう戦えない·····。
『ありがとう。煌人·····』
『ドタ!』
どうやら煌人が眠ってしまったようだ。
「い、今の内に警察を呼ぼうぜ。」
「そ、そうだな。」
それから30分後·····
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「一体これはどういう事ですか?」
「そ、それが。
一人の生徒が暴走したらしくて·····」
「これを一人の生徒が?」
考えられない。
ただの生徒がここまでできるの?
こんな事できる人なんて
『スィリネーイシェエ』
に居る人ぐらいじゃないかしら?
末恐ろしいわね。
「その生徒を拘束しなさい!
警察署まで連行します! 」
「はい!」
警官達は煌人を持って学校を出ていった。
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警察署に行く途中。
精神世界
『あ〜あ。殺せなかったね』
「うるさい!」
『あれだけ。殺す殺す言ってたのに。』
「俺はお前のようにはなれない。」
『お前は·····。もう、いい時間だよ。
現実に帰りな。
お前の嫌いなタイプがいるよ·····』
「おい!それはどういうことだ!?」
そう言って現実に戻された。
煌人が帰った後。
『いつか分かり会える日を
楽しみにしてるよ』
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警察署
「お疲れ様です!柊さん!」
「うん。お疲れ様。仕事に戻るわ」
「はい!」
柊が去った後
「おい!今、柊さんと話していたか?
「おぉ。いいだろ」
「いいな〜。あの人あの有名な柊家だろ?
柊家といえば時間を操る能力を
持っているって聞いた事あるぞ 」
「俺も聞いた事ある!」
「あの人を狙っている人いるのか?」
「いないだろ。
俺らには高嶺の花だからな。」
「お前は狙っているのか?(笑)」
「狙ってたのかもな·····」
「無理だろww」
「いいだろ?別に」
「まぁな。思うだけなら自由だな。」
「な」
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取り調べ室
「ねぇ。何があったか教えてくれる?」
「何故教えなければいけない?」
「教えてくれない?」
「·····」
どうやら部下が我慢ならないようで。
「部長!俺が脅します!」
「必要ないわ」
「ですが。部長は優しすぎるんです!
やっぱり俺が!」
そう言うと雷を纏って、
「死ねー!!」
「やめなさいと言ったでしょう·····」
女の人が呆れたように、
「能力発動」
『ヴェリェーミアゲイ二アス』
何だ?部下が止まっている!
どういう原理だ?
「全くしょうがない部下ですね·····
とりあえず話が終わるまで
静かのにしてもらいましょう。」
女の人が俺の様子を気づいたようで、
「多分困っていますよね?
最初の人はみんな同じ反応なんです。」
「確かに、何が起きたと思っている。」
「私の能力は相手の時間を止めること。」
そんな馬鹿な!
こんな事があっていいのか?
時間停止だと!?
対処の使用がないじゃないか!
「何目的だ?」
女の人は笑って、
「私は最初から
真実を教えて欲しいだけです」
「そうか·····」
しょうがない。
信じて貰えるかはわからんが話すか。
「何があったのか言うと··········」
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俺が話してから少したった。
「なるほど。分かりました。
でしたら、
しばらくのあいだでいいですから
私たちの所で働きませんか? 」
「ちょっと考えさせてくれ!·····」
何故いきなりこんな事を言われたのかが
分からない·····
今は兎に角。頭がまわらない。
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作者途中で話を切ってすみませんでした。
明日また後半部分更新します
フォローと、コメントお願い致します。
完結させられるように頑張ります。
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