「もう許せない」2021年6月14日深夜
ネット小説を読んで楽しんでいると、母さんからラインが来た。
『やっぱり言うわ、舞子には口止めされていたけど』
「、、、」
え、、、何?
『2ヶ月ぐらい前に彼の会社の人で、親娘でラブホて社会見学しに行っている人がいるって、舞子に説明してたらしい』
「は?バカなの?クソ」
『それで、同じ理由で彼とラブホ行ったらしい』
『彼が休みの日で、私が仕事の日』
『そこで昼ご飯を食べたって』
「、、、、、、、、、、、、」
マジか、、、言葉失う。
『舞子は、一般的にあるもんだと思ってたらしい』
『今日、聞いてびっくりしたわ』
「弁護士案件だな」
しかし、日本の法律と言うか弁護士ならびに警察は実害がなければ動かないってのが実情だ。
悲しいことに被害に遭っても、警察で門前払いされて、弁護士を連れて行ったらやっと対応してくれたというケースまである。
その警察で門前払いされたケースは、信頼してたバイト先の店長に酒で酔って介抱されて知らぬ間にラブホに連れられ被害に遭ったというもの。
だから、ようは水掛け論だ。言った言わないで、もめる。
『舞子には、そんなこと聞いたことないよそんなの初めて聞いたって、説明したよ』
「、、、危なかった」
『一流企業に勤める人がすることじゃないって、説明した』
『よく何もされなかったねって、さすがにキツめには言ったよ』
『彼、舞子に2回目行きたいって、言ったらしいよ』
アイツの勤めてる会社は、県内で知らない人がいないぐらいデカくて有名だ。こんなことをしてる社員がいるなんて恥だろうな、、、
「ありがとう」
兄妹ともにネットを遮断されていたから、起こったんだろうな、、、
何も知らない舞子に、何やってるんだよ、、、
『舞子に言ったことを内緒にしてて、あの子泣いちゃうから』
「いいよ」
『この件も、弁護士には伝えておいて』
「分かった」
『一応、ラブホ社会見学って検索したの』
『そしたら予想通りの事しか出てこなかった、最後まで行ってしまったことしかなかった』
『あと、ヤホー知恵袋で女性からの投稿にバカにしてんのか?って書いてあった』
「だな」
『 舞子がなんにも知らないことに漬け込んで、何してんだよ!』
『この件も彼の家族に言いたいわ』
「、、、、、、明日、色々聞く、、、許せん」
「ごめん、ちょっと今日はLINEしないで、、、」
『分かった』
「言ってくれて、ありがとう」
「混乱してるが徹底的にやれることは分かった。おやすみ」
今の時間はほぼ23時だけど、眠気が覚めてしまった。
筋トレをして、体を疲れさせ無理やり寝ることにした。
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