↳嘘呼ぶ嘘 あとがき

 面白さの欠片もない、ただただ惨めな女の子の夢でした。ゼェゼェ言いながら起きました。怖いよ。吐き出すように書いたので供養です。

 実際はもう少し尊厳が無い事をされたりしたりしていますが、これより胸糞になると私が読み返したくなくなってしまうので割愛しました。

 小さな嘘が取り返しのつかない事態を呼ぶことって、実際多いですよね。正直に生きるのは難しくても、心にもない事は極力言わないで済むように生きていこうと思いました。


 *


 おそらく“彼”は嘘の匂いなど嗅ぎ取っていない。気分の揺らぎに受け取り方が大きく左右される人格らしい。効果的に最小限の暴力で“私”を上手に壊している。一番怖いのは、彼が子供のような精神性で、計算を全くしていないところだ。子供は時に想像以上の残虐さを弱者に向ける。

 Mに向けた感情が拒絶されたり、思い通りに行かなかったことが全部私に行く構図、いわゆる閉鎖空間のカースト最下位。そのシステムの中で私の上には化物が乗っていた。五体満足な方が不自然かもしれない。

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