第2話 出発するそうですよ?


俺たちは朝食を食べ終わると準備をして玄関集合ということにしておいたはずなんだが真那が遅い。


「おーい早くしろー」


「もう終わるから待ってて兄さん!」


「はいはい、待ってるからコケるなよ」


「もうあの子ったら」


「あ、母さん見送り?」


母さんはエプロン姿で玄関まで出てきた。


相変わらずの背の低さでこの可愛さ正直言ってこれで40とかアホらしく思えるぜ。


「当たり前じゃないこれから受ける試験はあなた達はどうせ受かるだろうし学園都市の寮生活でしばらく会えないんだから」


「まあそう言うな母さんよ長期休みには帰って来るから」


「あら珍しいつかさが気の利くこと言うなんて、でも嬉しいわ帰ってきてね」


「はいはい」


っと、こんな話してたら真那が来た音が聞こえてくるな。

制服が似合ってるな、我が妹ながら流石としか思えん。


「来たか真那、んじゃ行くぞ」


「どう?制服だよ〜似合ってる?」


「おーおー、可愛いぞ」


「体に気をつけるのよ2人共」


「もー、わかってるよお母さん」


「んじゃ俺たちは行ってくる」


「ばいばーいお母さーんまた帰ってくるからねー!」


「待ってるわよ〜2人ともお父さんにも帰ったら行ってきますって言ってたって伝えとくわね」


そして俺たちは学園都市に行く道のりを歩いて行くのだった。


今回は普通だったろ?

でも普通にすると文字数少なくなるって作者が騒いでたな。




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