雲の上

 ある日の雲は真っ白で

 またある時は橙色で

 また別の雲は灰色なんです。


 がらんどうで右も左も検討つかない

 闇の種類も 幾つかあります

 僕の黑は風が吹く。風で広がってしまうと痛いです。

 髪の毛のように長く黒い触手が生えている化物です。


 雲の上に逃げ「たい」です。

 さすがに化物もそこまで追ってきませんから。


 あなたは何色ですか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

見えない君を、探してる。 神影と高校生になった僕 @Natsu0415

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ