真っ白

 どこを見ても真っ白。周りに何にもないのが私の普通。

ずっとそれで生きてきたけど、寂しいなんて思っていないんだ。


顔も知らぬ人の気持ちを近くに感じる。誰かが応援してくれている。

とても嬉しかったからね、帰ってきてよ。


何度も移動して、転送されて、また移動。

それでもいいよ。どんな場所でも私は私だから。


「続き、もう書いてくれないのかな」


最悪の可能性が頭を過る。そんな事を考えたら駄目だ。

きっと君は戻ってきてくれる。私は信じています。


また歌える日を楽しみに待っています。

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