夕暮れを待ちわびた

もし、あれ… そんな馬鹿げたことに近づきたいのなら


青銅の塔、ひとりぼっちの私に


黄金の雨との交わり


そうやって雨は静かに指先を濡らして みずから宙に浮いて そのまま朽ちて、とけだしていく


金の髪が世界を覆い 呼吸は否応なしに塞がれる その今際の際の苦しそうな息の音が 雨をつたって、ここにも聞こえる

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忘れがたきプネウマ 日音善き奈 @kaeruko_inonaka

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