②外的
(記したものをシュレッダーした後)
と、みんなの話を分析してみたが、これは私の判じ絵だ。こたえ合わせは遠い未来行われることもあるかもしれない。
思うだけで言わないでいることは多くていい。一人よがりにならなければ、視野を狭めず、常にその判断を更新していくなら、しゃべって減るよりむしろいい。(その答え合わせだってあやしい、疑ってかかるべきものだ)
だから思う 私はどこへ行こう
語る言葉をもたない だから話を書くのだと
すべては現実を足場にして描く嘘
身を粉にして心を削って
生々しく削り出す
風俗は政治のごとく、真面目なことはユーモアを持って語らんとする
誰かに聞かせるため、見せるためではない
誰のため何のため書くかは、あった方がいい気がして口にしてみたこともあった
でも 誰のためでも何のためでもない
すべて否定できる気もした
反転して 無私であるほど 誰のためにも何のためにもなる気もするのだ
またそれを否定して
であれば私は 現実とのか細いつながりを実感するため、間接的に世界を──自分の感じる世界の形を眺めようとしている。
話は私からみた世界の姿である
*
ふだん状況を分析する際は、こんな風になる。
感触も感覚も総動員して物事を想定してみるけれど、感情は置いてけぼり。
解体しカテゴリ化して解析することに夢中になるほど、感情はじゃまになる。感覚だけを研ぎにかかっている気がします。
人の思いや感情から捉える新たな物語の切り口を。
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