総務省からと名乗る詐欺電話2回目、警察に通報済!
昨日の朝、実家に行ったら留守番電話が入ってました。そして取ってみたら「総務省です」と例の詐欺電話の自動音声です。いつものように「1番を押してください」と言ってます。
さて、この間警察署から、
「次にかかってきたら連絡ください」
と言われてましたので電話をかけますよ。110番でも最寄り警察署でもというので、ここは最寄り警察にします。
担当の部署につないでもらい、今までの経過を話しました。そして前回は多分、リストに載ってるところに順番にかけてるからか注意喚起だけでしたと、
「今までの経過全部お話できます」
と、このエッセイのシリーズのその場所を見ながら、
「いついつこういうこういう感じで」
と、事細かにこれまでの3回の電話、実家だけじゃなく、マンションにかかってきたのまで全部報告。きちんと記録してくれたようです。ここでは簡単にまとめますが、大体30分ほど話をしていました。あったこと全部報告しておきましたとも。
そしてその警察の方が、
「その電話の1を押したらどうなるか」
を、教えてくれましたので書いておきます。
まず、1番を押すと、自動音声で言ってる部署につながり、例えばクレジットカードの未納があると、地元ではなく、どこか遠く、うちのあたりの場合は香川県や宮城県というすぐに行けないエリアの警察署に行ってくださいと言われるそうです。それで「そんな遠いところにすぐに行けません」と言うと、「それじゃあここに電話してください」と電話番号を教えてくれます。電話したら警察の担当部署につながりますが、もちろん嘘の警察です。そして色々聞かれた結果、しばらくしたら「犯人が捕まった」と連絡がありますが、それでホッとしてはいけません。
「その犯人があなたからクレジットカードを買い取ったと言っています。クレジットカードの売買は犯罪です。つまりあなたは犯人の仲間です」
と言われてしまいます。そして次にはLINEを教えろと言われ、警察のLINEのそういう部署とお友達登録することになりますが、もちろんそんな部署ありません。そして今度はLINE電話でなんやかんや会話して記録を残し、それを証拠に、今度は、
「検察です、あなたのことを取り調べます」
と、言ってくる。脅したりすかしたりしてびびってるところに、また警察の人と代わり、
「あなたは悪い人ではないと分かります。それでお金を払えばなかったことにしてあげられますよ」
とか、
「被害にあった人に弁償金を払えば無罪放免ですよ」
とか言われてお金を取られるという結果らしいです。
クレジット未納の場合はそういう感じらしいです。おそらく総務省の電話が止まるというのも、犯人が使って電話だから共犯だろうっていう風に行くんでしょうね。
実際にうちの市でも被害に遭ってお金を取られた人がいるというのにまたびっくり。一人暮らしの高齢女性とかが被害にあったそうです。
「絶対に1を押さないでください」
と言われたので、
「どうなるのかすごく興味はありましたが、どうなるか教えていただいたので絶対に押しません、どうなるか知りたかったところを教えてもらったので」
と、言っておきました。
それから、
「どうしてそんなに細かくいつどうやって電話がかかってきたかとか、不思議じゃないですか? 実はこういう感じでエッセイを投稿してるんですが、この内容とかも書いていいですか」
と、尋ねたら、
「警察が許可したとかそういうことは言えませんが、個人のことなので構いません」
と言ってもらったので、
「よっしゃ!」
と、ガッツポーズしました。警察から電話があったので、書いてもいいのかなと少し心配だったんですよね。
そして、そういうことで知らせてもらって被害が防げたらそれもいいことですし、とも言っていただいたので、これからも書きます!
これからも詐欺電話があったらその度に報告した方がいいらしいので、その度にネタゲット、ではなく、
「こんなことがあるから知ってください」
といういい機会だと思って、ここに書いていきたいと思います。
これを読んだ方も周囲の方に「こんな詐欺があって、1を押すとこんなになるから押さないで」と伝えていただけると、詐欺にかかる方が1人でも2人でも減らせる可能性がありますので、よろしければ広めてください。
とりあえず、これまでに仕事関係が3回と、住居のマンションの方に1回、合計4回かかってきています。
それから、名簿に載っていたのがうちの仕事関係と私の個人名だったことも気になると言っておきました。
「父の名前ならまだ分からないことはないが、私の名義に変えて3年も経ってないし、ごく限られたところ、例えば役所や確定申告、仕事関係の登録にしか個人名が出てないので気持ち悪いです。それにこういうことを言ったらなんですが、そうして警察にも知られてますから、最悪警察の中にもそういうことを流す人がいる可能性だってありますよね」
と、ちょっと厳しく言っておきました。
そして、できることは協力するので、もしもその限られた年数の中でリストの流れとかを調べるのに必要なら協力するし、留守電も残してるので、いつ来てもらってもいいですとも言っておきました。
書くネタがあるのは楽しいですが、本当はそんなネタ、ない方がいいんです。だから私がここにそんなことを書くことがなくなる日を願いながら、詐欺電話がある限り、毎回書いていこうと思います。
そうそう、警察の方がこんなことをおっしゃってました。
「犯人たち、ずっとそんなことばかりやってるので、うまいんですよ」
本当の警察やら検察やら、弁護士やら、そういう人に見えるんだそうですよ。
「それだけの努力する気があるんなら、もっと他のいいことに使えばいいのに」
と言ったら、警察の方もその通りですとおっしゃってました。
犯人たち、そういうとこだぞ! 君の努力をもうちょっと角度を変えて、いい方向に使え! その方が世のため人のためだし、君自身も気持ちがいいし徳も積める、今の人生を終えた時に閻魔様だって褒めてくれる。
君にはそれだけの努力ができる力がある、その自分を信じて明るい方を向いてがんばろうよ。
もしも、ふと、魔が差して、そういうことやろうかなと思う人が、なんでかうっかりここを読んでくれたら、それで方向を変えてくれたらうれしいなと思います。
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