おじいちゃんのすりこぎ
今日も朝から忙しい一日でした。今月中に仕上げて出さないといけない書類があるもので、やっとそれに着手して、デスクワークでひいひい言ってます。
3月で〆てからそのデータで書類を作るので、今月になってやっと着手できた昨年度からの関係の最後の仕事です。
「もっと早くからやっとけよー」
と、毎年ギリギリになってから出すことになるので、今年こそと思うんですが、確定申告と一緒でいつもギリギリになってまた反省しています。
ですが、今年はまだ半分終わってないから、去年よりは早く出せるはず! がんばります!
で、そんな中、忙しいのにすり鉢だして「ごま和え」を作りました。買い物に行ったら豆ご飯用の「うすいえんどう」が売っていたもので、それと合わせてとつい。でも合うので後悔はしていません!
ごま和えを作る時、すりごまを使うと簡単なんですが、前回作った時にたまたま切らしていて、いりごまで久しぶりにゴリゴリ作ったらやっぱりおいしかった。それで今日もゴリゴリ作りました。
その時に使うのが、
「おじいちゃんのすりこぎ」
です。
私は生まれた時には母方の祖父母と父方の祖母がすでに他界していて、父方の祖父が唯一残っていたんですが、一度しか会ったことがありません。
特に不仲とかじゃなく、父の仕事の関係やら、おそらく両親どちらもあまり旅行とかする人ではなかったり、他にも色々諸事情が重なっていなかになかなか行かなかったらしい。
私が小学校3年か4年の時に一度だけいなかに行って、生まれて初めて祖父と会ったんですが、今と違ってまだ大人となかなか話をするとかがなかったものでほとんど話をしていません。もうちょっと大きくなってからだったら、遠慮なく色々話せたと思うんですが。
数日泊まって帰る時、色々と持たせてもらった中に、なぜか祖父が「山椒の木」を切って作ってくれた「すりこぎ」がありました。持って帰ってしばらく干してから、家で使うようになったんですが、今もそのすりこぎが健在です。
ひさしぶりにすり鉢を出して、そのすりこぎでごりごりと作ったごま和えは、やっぱり風味がよくおいしかった。
数少ない祖父との思い出の品です。これからもっと和え物作ろうかなあ。おいしいし。
祖父ですが、父が末っ子ですでに父と祖父が祖父と孫ぐらいに年が離れていたので、当時多分80歳ぐらいだと思います。それなのにどうしてか木を切って作ってくれたんですよね。もしも話ができたら、どうしてそれだったのか聞いてみたいなあ。
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