ホーム・アンド・アウェイ

※これを書いた段階では正確にはまだ不戦勝と決まってなかったようです。

 ほぼそうなるだろうという記事を読んでそうなのかと思ってしまったので、少しフライング気味になってしまいました。

 もしも第三国で試合ができるようになったらまたそのことを書くと思いますが、しばらく保留ということでよろしくお願いいたします。


 昨夜、日本の国立競技場で、男子サッカーの北朝鮮とのワールドカップ予選の試合がありました。

 前半が始まって本当にすぐ、田中碧のゴールで日本が先制!

 たった1点ではまだまだ安心できませんが、とにかく点が入ったことはよかった。

 そして無事にゴールを守りきって勝利しました。


 サッカーの試合はホーム・アンド・アウェイ方式です。今回はホームの日本ですが、次回はアウェイの北朝鮮、平壌での試合が決まっていました。


 すごく気が重かったんです。あの国には色々あって、長らく日本がアウェイであちらに行くことはありませんでした。前回は2005年だったそうですが、あの時の気持ちは忘れません。って、何年だったかはすっかり忘れてたわけですが。


 とにか当時思っていたのは、


「負けていいから無事で帰ってきて」


 でした。


 普通にアウェイに行って試合するのとは違うんですよ。本当に敵地に乗り込むわけですから。そして日本が負けて無事に帰国、本当にホッとしました。


 少し前になでしこが北朝鮮と試合をしたんですが、その時には第三国のサウジアラビアで試合をしました。だからてっきり男子も第三国でやるとばかり思ってたら、平壌でやると言う。


「え、なんで男子も第三国じゃないの?」


 本気で心配しました。


 本当は5日後にアウェイ戦でしたが、なぜだか突然中止になり、日本は不戦勝で勝つことに。


 すごくもやもやする結果ですが、正直に言うとホッとしました。引き分けでも負けでもいいから行くのやめてくれないかな、ずっとそう思ってましたから。


 今回の理由は、


「日本では感染症が流行ってるからそれを持ち込まないため」


 と言ってますが、それってもう前から分かってることなので、おそらく今回負けたことからそうなったんじゃないかと言われてます。もしも本拠地で負けたら日本とは違って色々と問題になるかも知れない、と。


 本当のことは分かりませんが、本心からホッとしてます。


 そしてそんなことがなく、どこの国とも安心して互いの国で平等にホーム・アンド・アウェイで試合ができるようになりますように、そう希望します。 


 どの国もどの選手も一生懸命プレーするだけ、スポーツって本来はそうでないといけないんですよね。その国の事情やらなんやらで振り回されるようなこと、あってほしくはない。


 そう簡単じゃないのは分かってますが、どこでやっても、誰とやっても、安心して応援ができる世界になればいいなと思っています。


 さて、気持ちを切り替えて、まだ予選は始まったばかり。

 ワールドカップ目指してがんばれー!

 そしてできたら神戸から前川以外にも代表選んでくれー!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る