はしかとワクチン
某ミュージシャンのライブではしかが広まってるかもと、ちょっとした騒ぎになってます。
あまり詳しくはしかについて知らなかったんですが、マスクしててもだめらしいですね。その点ではインフルなんかより悪質な気がする。しかも潜伏期間が10日から12日って、症状出ないうちにあっちこっち動き回る可能性、つまり広める可能性も高まるからこっちも悪質!
実は私はこの手の病気の中ではしかだけをやっていません。その代わりにワクチン接種をしています。当時のお隣のおばさんが看護師さんで、打っておいた方がいいと言われて私も妹も打ったらしいんです。そのおかげではしかにかかってないと母に言われたのでよく覚えています。
調べてみたらはしかのワクチンが義務付けられたのって結構近年で、2回打ちなさいと定期接種となったのはなんと2000年以降らしい。その前は「特例措置」とかなんだか色々ややこしいですが、1回しか打ってない人は打ってね、と言われてるので「安心してください抗体持ってますよ」としっかり言えない人の方が多いようです。
お彼岸に妹が来た時にその話になったんですが、妹は仕事の関係で抗体検査をしたらあったようです。ってことは私もあるのかなと思うんですが、こればっかりは勝手に決めるわけにもいかず、一度調べた方がよさそう。
ワクチンの効力についても、なんだか色々な意見があって1歳未満に打ってたら効力切れてるとか、効力あっても20年程度とか、抗体できたら一生おっけーとか、どれが本当か分かりません。少なくともうちの妹に関しては、2歳か3歳あたりに打って大人になる今も持ってることになってますが、個人差もあるでしょう。
怖いのははしかにかかったら他の感染症に対する免疫も落ちてしまうのでかかりやすくなる、ということです。はしかにかかる前は守ってくれてた免疫が弱ってしまうなんて知らなかった!
「風と共に去りぬ」のヒロインスカーレットの最初の夫は、南北戦争に出征しましたが、戦争ではなくはしかにかかって亡くなりました。ワクチンがなかった当時、結構そういう人も多かったようです。大人がかかると命に関わると言われる病気ですしね。
近年の社会的問題になったあの病気より、はしかの方がある意味凶悪です。気になる方はやっぱり抗体検査した方がいいかも。そして抗体がなかったらぜひワクチンを受けてください。
感染症って1人がかかったら罹患プラス1で終わるものじゃなく、そこから何人にも広がる可能性がありますから、自分一人の問題で終わらないところがまた恐ろしい。あらためてそう思いました。
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