お彼岸に奇跡のドーナツ
昨日の午後、お彼岸だということで妹一家がお墓参りをした後で実家にも来ました。
妹んちのお墓はまたちょっと遠いところにあるので、両方お参りに行くのは大変だと思う。春分の日は雨だということで、両方を回るのに家族で来てくれたらしい。
平日なので妹一人だけかと思ったら一家で来たのでちょっとびっくり。急いで仕事道具を広げていたテーブルの上を片付ける。うーむ、特に何も用意してない。
お彼岸なのでおはぎを買おうかなと思ってやめたのは、妹が来ると聞いていたからです。うちの近所で買うといっても大手チェーンのか、スーパーのぐらいになってしまう。
妹んちの近くにおいしい和菓子屋さんがあって、和菓子好きの父のためにいつも買ってきてくれてたので、絶対持ってきてくれると信じてたんですよね。そして思った通りいただきました、ごちそうさま。
おはぎはお供えで、そのお下がりをいただくわけですが、他にお茶の時にと、なんとドーナツを買ってきてくれたんですよ。
「なんで私がドーナツが食べたいと分かったんだ!」
思わずそう言って、ドーナツの話をしました。
持ってきてくれたのが「生ドーナツ」とかいうやつで、私が買ってたパンに近いドーナツと同じような食感のものでまたびっくり。
元が高給食パンを売っている有名店が出したというやつだけに、パンに近かったのかも知れないですが、本当においしかったです。
しかし妹にはドーナツしか食べられないとは言ってなかったのにまるで奇跡のようでした。
味が5種類あって、いつもは割とどれでもいいよと言うんですが、今回だけはそれまでドラッグストアで買っていたのと同じ「チョコのもらっていい」と言って一番に確保してしまった。
父の三回忌の時に以前のお正月のことを思い出して「じゃんけんケーキ争奪戦」をしたと書いたんですが、今回は絶対チョコのと思ってしまったので仕方ない。
その後、夕方にはいとこもお墓参りの帰りにちょっと寄ってくれたりと、なんだか人の出入りの多いお彼岸となりました。
今日は昨日、一昨日と比較にならないぐらい風が強くて、防音しっかりしてるうちのマンションからもごうごうと風の音が聞こえるぐらい。それで皆昨日のうちにお墓参りを済ませて寄ってくれたんです。一番近くに住んでる私はもう一日早く準備しておいたのでちょうどよかった。
今日は皆家でゆっくりしてるでしょう。私も朝から「黒のシャンタル」の続きを書いて投稿できて、満足な祝日となりそうです。
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