ヤギとヒツジ・その1
意味もなく唐突に頭に浮かんだ歌を口ずさんでることがあります。今回も突然「やぎさんゆうびん」を歌いながら、ふと、気になったことができました。
「ヤギって今も紙食べるの?」
歌の内容は皆さんご存知だと思いますが、黒ヤギさんと白ヤギさんが相手にお手紙をもらいながら読む前に食べてしまい「手紙のご用事なあに?」と、また手紙を出し合うエンドレスな予感のするあの歌です。
ヤギは紙を食べるものという前提の上にこの歌は成り立ってます。つまりそのぐらいヤギが紙を食べるということは常識になっているということでしょう。
調べてみたら、
「今の紙は昔の自然素材だけで作られているわけではないので消化できないこともあるから食べさせない方がいい」
らしいです。
ヤギは、
「視界に入った物は口にする習性」
があるもので、その時に昔の紙は自然由来の成分だけでできているので消化できたことから、ヤギは紙を食べるということになったみたいです。
今の紙は化学薬品やインクを使ってあるので、
「うまく消化されず腸閉塞になったりして命に関わるので食べさせないで」
というのが常識のようですね。
なるほど納得なんですが、ついでにもう一つ気になってきました。
「ヤギとヒツジってよく似てるけどヒツジも紙食べるの?」
結論から言うと食べません。ヤギとは元々親戚みたいなもので、大昔はヒツジも紙を食べていたらしいのですが、ヤギより早く家畜化されたことから好みが変わって紙を食べなくなったとか。へえ、知らなかった。ってことはやっぱり紙ってまずいんだな。つーかヤギ、なんでも食べすぎやろ。
私が定期的に通っている病院の近くの池に、一時期2匹のヤギがつながれていて、雑草をもりもり食べてたんですが、今はいなくなってます。ヤギがいる頃は池の周囲がきれいだったのに、今では雑草もりもり。
なんでいなくなったのかな。レンタルの期間が終わったか何かでいなくなったんじゃないかという話ですが、本当のところは分かりません。
今はSDGsで自然にいいことしようよっていうことなので、うちの周囲でももっとヤギを飼えばいいのにと思ったりします。
道路の植え込みとか定期的に業者さんが草刈りしてるけど、ヤギがめえめえ食べてくれる方が見てる方も楽しい気がする。まあ、世話をするのも大変なのかも知れませんけどね。
実家の前にある大きなため池も定期的に草刈りしてるから、道路はだめでもあそこにめえめえさん来てくれないかなあ。今はまだ春じゃなくてすっきりしてるけど、もうすぐもっさもさになるから本気でそう思ってます。
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