米粉で手抜きクッキー
少し前から急に、
「あの粉っぽいクッキーが食べたい」
と、思うようになりました。
どんなクッキーかと言いますと、私が子供の頃、ガスオーブンを買って初めて母と妹と一緒に作って食べたクッキーです。
基本の基本、本当に小麦粉、卵、砂糖、バターを混ぜただけの単純なクッキーです。それを子供の手で一生懸命型抜きをして、オーブンに入れて、焼き上がった時の感動は今も覚えています。
当時のオーブンに付いていたレシピ本は今もあるので、それを引っ張り出して来て作り方を見てました。本当に混ぜて型抜きして焼くだけ簡単です。でも、それをやるのがめんどくさい。
それで売ってるクッキーとかを色々買って食べてみたんですが、
「だめだ、どれも粉っぽくない……」
バターでリッチだったり、違う味だったりして私が食べたいあの味ではないのです。
「簡単だし作ろうかなあ」
とも思ったんですが、ちょうど今小麦粉を切らしてるんですよ。この間チキンカツを作った時、最後の小麦粉にそれでもまだ足りなかったのでちょうどあった米粉を混ぜたぐらいです。
「米粉でもいけるんじゃない?」
あまり時間がかかるのは無理だし、なんかないかなと適当にネットで調べてたら、やはり私のようにめんどくさがりだけどクッキー焼きたいって人はいるらしく、本当に簡単に作れる米粉クッキーのレシピを見つけました。
材料をビニールに入れて混ぜて伸ばして切って焼くだけ。これだったらいける。
今日の昼食後、ビニールに米粉、バター、砂糖、卵を入れて手でもみもみしながらテレビを見て休憩。まとまったので麺棒なんてもの出さず、適当に手で押さえてビニール袋の中で伸ばして、ビニールを切り開き、小さいナイフで適当に切り分けて焼きました。
なんというか、簡単だと書かれていたレシピより、更に何段階も簡単にしてしまったがいいのです。
汚れ物小さいナイフだけなので洗い物ほぼなし。うむ、完璧だ。無精者にぴったりの作り方だぜ。作業時間も休憩してテレビ見ながらもみもみするだけで、感覚としてはゼロ。
オーブンを180度に予熱しておき、そこにクッキングシートに乗せた手抜きクッキー生地を乗せて15分焼きました。
「おお、できてる」
天板を取り出したら、ちゃんとクッキーになってますがな。
冷ましてまず3つほど小皿に乗せてお仏壇に。これは忘れてはいけない作業です。そして私もぱくり。
「うむ、この粉っぽさよ私が求めてたのは!」
米粉ですが、結構思っていた味になりました。
ただ、分量通りではちょっと思ってたのより甘かったので、次回はもう少し砂糖を減らしてみようかな。って、そんなことしてたらそのうち不味くなるんですが、はまってる間はそういうことやると思います。
今度は米粉におからの粉を混ぜてみようかな。さらにヘルシーになる違いない。そうしたら罪悪感なしに食べられるだろう。
とりあえず近々小麦粉と米粉を買ってこようと思います。それからバターじゃなくてマーガリンでもいい気がするから、マーガリンも買ってくるかな。
※近況ノートに写真があります。
https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/16818023212451154604
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