釜玉おっけー!

 昨日は朝から病院へ行ったり、他の用事でに仕事にと走り回って結構忙しい一日でした。


「色々作るのめんどくさいし、お昼は讃岐うどん食べよう」

 

 前に高松の伯母が送ってくれた讃岐うどんがまだ残ってた。


 さて、どうやって食べようか。


 讃岐うどんは茹でるのに結構時間がかかるんですよね。お湯もたっぷり必要。いわゆる「かけうどん」ですか、付属のつゆをお湯で溶いてそこに入れるとそれで食べられるし、「釜揚げ」にもできる。夏だったら冷やしでもいけるな。だけど茹でるのにそこそこ大きめの鍋が必要、それでついつい腰がひけてました。


「これは一発、釜玉にしてみよう」


 今までなぜかやったことがなかった。生で食べられる賞味期限内の卵もあるし、大葉もある。そうだ、焼海苔ちぎってもみのりにするか。そういやこの間天ぷらした時の天かすも冷蔵庫に入れてあるな。


 ということで初釜玉にチャレンジしてみます。


 うどんを茹でるところは一緒。お鍋にたっぷりのお湯を沸かして生タイプのうどんを入れ、15分ぐらい茹でる。これがめんどくさくてついつい後回しにしてしまいがちなんですが、今日は釜玉食べるぞ! と気合が入ってるので全然めんどくさくない。


 茹で上がったらそのまま丼に盛り、真ん中に卵をぽとん。周囲に刻んだ大葉、ちぎったのり、それから天かすを散りばめて、付属のつゆをそのままどばっとぶっかけました。

 一度お仏壇に「釜玉だよー」と言ってお供えし、お下がりをいただいたら遠慮なく全部をばしばしかき混ぜます。うどんの熱で一部ちょっと白身がうっすら白くなり、黄身が全体からまったらいただきます。


「うっま!」


 めちゃくちゃおいしいです。なんで今まで自分は釜玉うどんをやらなかったのかと後悔するぐらいおいしかった!

 

 正直、茹でるの時間かかるし、他に道具も色々いるしと、忙しい時はついついラーメンやカップ麺に流れがちでしたが、これだったらお鍋と丼だけで何も必要ないのでまたやろうと心に誓いました。


 夜、妹と話をしてておいしかったと伝えたら、妹もやってみると言ってました。そなたも虜になるがいい。


 実は、近々法事があり、そのお供えにとまた高松の伯母さんから大量にさぬきうどんを送ってもらってるのです。それで新しいのが届いたから、前にいただいたのを食べてしまわないとと釜玉うどんを作ることにしたというのが真実です。

 届いた時、あまりに大量でどうしようかと思ったんですが、釜玉うどんさえあれば怖くない。というか、むしろ釜玉おっけー! という感じになりました。


 法事が終わったらまた釜玉だー!


※近況ノートに写真があります。


https://kakuyomu.jp/users/oguranatuki/news/16818023212390191008

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