第11話 令和三十年 十一月二十一日

生配信


はい! はじめていきましょう、みなさんこんばんは。今日は令和30年の11月21日の土曜日ということですね。

少し配信の開始時刻が遅くなってしまいまして、お待たせしてしまって申し訳ないです。準備に少し手間取ってしまいましたですね。音は聞こえていますでしょうか?

だいじょうぶ、暗い、音少し小さい、まあだいじょうぶ、音が変、こんばんは、ハイこんばんはです。


光鈴さん少し調整をお願いします。

少々お待ちいただいて、、、


いま裏で光鈴さんが福龍さんのお尻を蹴飛ばしましたけどね。


「ウソですよ~、蹴ってないですよ~」


はい、いまチラッと手を振ってくれましたね。今日はラッキーですね。あ、マイクね、ハイハイ。


いかがでしょうかー。後ろが暗いのは、これ窓の向こうに夜の港が映ってますので。

はい、おっけー、でっかくなった、だいじょぶ、女神光鈴降臨、惚れる、結婚してください、光鈴様大好き、蹴られたい、踏まれたい、ということで、コメントありがとうございます。それでは始めていきたいと思いまーす。


えーとですね、後ろの窓の向こうに見えてますのは、港ですね、ライトが沢山、大きい船がゆっくりと動いてますけど、暗くて見えないですかね。


私たちですね、今日は台中に来ておりまして、組み立て中のユニコーンを見学いたしました。


いやー、大きかったですね。まだ骨組みだけだったんですけど、足から肩までは黒い鉄骨みたいなのが出来てまして。すごい高いのが立ってるんですよ、びっくりしました。

下の足のほうは太ももあたりまでですかね、軽くて頑丈なパリパリの、何でしたっけ、トリプルカーボンナノファイバーですかね、軽くて頑丈なやつですね、そんなのがどんどん骨組みに取り付けられて組みあがっていってました。

すごかったですねー、いやいや、完成が楽しみですね。


それでですね、方角的には西北西を向いているんですが、これを立地的に西とみなしまして、白虎ということなんですね。

えーと、青龍、白虎、あと何でしたっけ、朱雀、そして、えーと、度忘れを、そう! 玄武! コメントありがとうございます。助かります。合掌。。。


それでですね、もう完成も見えてきたので、次の計画もいろいろと準備をしていきたいと思うんですが、ここで募集をしたいと思うんですね。メモメモ、どこいったっけ、あ、ありがとうございます。


東が青龍、南が朱雀、北が玄武で、西の白虎は順調に進んでいますので、この先の計画ですね、それをみなさまから募集していきたいと思っております。


えーと、青龍が青で、朱雀が赤で、玄武が黒です。青は緑でもよくて、赤は朱色が好ましいということです。


サロンのほうで候補を募集しますので、メンバーの方々は、どしどしアイデアをお願いします。

日本っぽくて、世界的にもある程度認知されていて、善の存在であること。大きめで存在感があるほうが採用されやすいと思います。皆様のお知恵をお貸しください。


これらの建設にはサロンで集まった皆様のお金と、動画の収益が使われます。

また、建設に際して、ご協力をお願いする会社様はサロンメンバーを優先し、ほぼその中で完結させたいと思っております。

会社をされている方、そこそこ以上の発言力、地位にある方は、ぜひとも登録をお願いします。


これはオンラインサロンの先駆者、西野大先生の教えですね。

千円払っておっきい仕事を取れたら最高じゃないですか。というですね、あの方の発想力には感服いたします。

ビジネスについての教えが欲しい方は、西野さんのサロンへの入会をご検討されてはいかがでしょうか。USJPとチムニータウンが合体して、最近の関西はすごいことになってますけれども。



えーと、次、今日の陛下、ですが今日は陛下はお休みです。祭事と執務ということです。


代わりに今日はクコ様ですね。お元気にしてますでしょうか。


さて今週のクコ様は、パラオに行かれてますね。

パラオで海岸の防波堤、防波壁の完成式典の編集動画を上げてくれていますね。あのお方は何でもご自分でなさるんで、編集もご自身でされたかもしれませんね。

式典の後は、パラオに新しくできた日本語学校の見学と交番の訪問ということですね。動画の最後に立食パーティーの様子がありましたけど、召しあがったんでしょうかね、先月はダイエットでスムージーだけで生きていくと断言されてましたけど、まだ続いているんでしょうかね。


クコ様の国民からの人気というか信頼というか、ものすごい支持を集めてますので、注目されればされるほど、体形の少しの変化にも敏感になってしまうんではないでしょうか。

ご無理をなさらず、健康に気を使って生きていただければと思っております。



さてお次は、質問のコーナーですね。


鳴門大橋のナルトは何人まで増えますか? という質問ですね。ポムポムさん16才。。。 16才? えーとポムポムさんにはお会いしたことがあるんですけれども、これはきっと永遠の16才という意味ではないかと思いますけれども。

えーと、ナルトの人数ですね。


鳴門の影分身計画は、一か月に一体を目標に数年続く予定になっております。一応の目標人数は決まっておりますが、秘密。というか変更の可能性あり、なのでお答えできません。

建設完了というか製造終了というか、造形師さんしだいなところがありますので、完成になりましたらご報告させていただきます。


その他にも色々と日本各地で計画が進んでおります。長崎港の麦わら計画とか、スカイカリン塔ツリー計画とか、富士のガルパン演習とか、世界遺産を守るってオラワクワクすっぞ計画とかですね、他にもいろいろありますので、詳しく知りたいよって人はオンラインサロンに入会していただけると、最新の情報など、見られるようになっております。


また、サロンのほうでは重要な建築物、主要な観光地などの防衛モニュメントの新しいアイデアも常時募集しております。

集まったサロンのお金は、日本各地の防衛モニュメント制作や寺の維持費、運営チームの活動費などに使われ、会計報告は誰でも見られるようになっております。



さて、次に行きますね。


今日はですね、新しく日本人になられた方々と、何人もお話をしまして、ここで日本とは何かというお話を少しだけ。



世界で一番、長く続いている国ってどこか、みなさんご存じでしょうか?


コメントに国名がいっぱい流れ出しましたけど、そうですね、けっこう皆さん知ってますね。その通りです。


日本って世界で一番、長く続いている国ですよね。


世界では、歴史の中で、数多くの国が生まれては滅んで、生まれては滅んでを繰り返してきました。

歴史の映画とか見たことあると思うんですけど、どこかの王国と王国が戦争して、どちらかの国王が殺されて、勝った王国が領土を取って自分の国にする。そういうのって昔の歴史の話によく出てきますよね。

最近になると、最近って言っても、ここ五百年とかだと、革命が起きて国民が王様を殺したり、追い出したり、それで王国が共和国に変わったりしてますよね。


そんな中で、日本という国は二千年以上続いています。

二千年以上の間、日本は滅ぼされていないわけです。


日本は二千年以上の長い間、天皇陛下が見守っておられる国ってことです。ずっと昔から日本には天皇家があって天皇陛下がいます。

それがあまりにも昔すぎて、今が建国何年目かも分からないほど昔なんです。最初は神様からはじまります。神話の時代ですね。現人神です。


他の国には建国記念日がありますけど、日本に建国記念日が無いのは、分からないからなんですよね。代りにというわけではないですが、日本では天皇誕生日が祝日としてありますね。


天皇陛下っていつも何してるか知ってます? 日本各地の被災地訪問とか、いろいろな行事に行かれたりとかはテレビに映ってますけど、出かけてないとき。


お、コメントにいろいろ書かれてますね。

総理大臣任命! そう、任命もしますね、でも毎日任命してるわけじゃないですね。


ほかにも色々書かれてますが、執務、そうですね、執務ってまあ分かりやすく言えば書類にハンコって事なんですけど、会社の部長がやってるような適当なハンコじゃないですからね、めんどくさそうに押したりとかしてないはずです。御璽ですね。

国の新しい法律とか、しっかりと内容を確認して理解して押されてるはずです。

最近は会社じゃハンコ押さないよってコメントがたくさん、すいません。会社をよく知らないもので。


お、正解コメント来ました。祈ってる。正解です。

陛下は毎日、日本の国民の幸せとか平和とかを祈ってます。

ただ適当に祈ってるわけじゃないですよ、陛下は祈る人の頂点です。戦前まではあらひとがみという神様でしたけどね、今でも神社の神主さんの頂点という位置づけです。

ローマ法王みたいなもんですね。


そんな日本で最高位の神主さまが毎日毎日、日本の国民の幸せを願って祈ってます。二千年以上ずっとです。


そんな神様の国の日本に、あるとき仏教が伝来するわけなんですけど、何でも日本流にアレンジしちゃう日本人ですから、仏教も日本流にアレンジされて、元々の仏教とは少し違うんでしょうが、日本では現代まで神道と融合した仏教が、アレンジされて続いてます。私の仏教はアレンジしすぎて叱られてますが。


そんな元々の仏教が生まれたインドではですね、現在では仏教は滅んでしまいましたね。今のインドはヒンズー教です。


国だって宗教だっていつかは滅びます。形あるものも形のないものも、いつかは滅びます。それがこの世です。


でもそんな諸行無常の現世の中で、欲を捨てて、人の心の遥かな高みに、言葉には出来ない大切な何かがあって、そこに辿り着くことができたなら。それが仏教の最高難易度のミッションです。


仏教って難しいですね。



うーん、今サラっと欲を捨ててって言ったんですけど、欲を捨てるって何なんですかね、それを考えるのが仏教の大半な気がします。


よく、お金が多ければ勝ちだと思ってる人がいるじゃないですか。まあ、働いたら負け、働かずにお金を得られたらもっと勝ちだっていう人もいますけどね。

それとは別に、大きな権力を手にしたら勝ちだと思ってる人もいますよね。

あとは何ですかねー、有名になりたい、注目を浴びたいって人もいますよね。

単純に、モテたい! なんて人もいるし、尊敬されたいって人もいますね。


お金を稼ぐのは悪ではないと思うんです。稼ぎ方が問題なだけで、悪いことをして稼いだらダメですよね。働かずにお金を手に入れるっていうのも、頭のいい人なら悪いことをしなくても可能でしょうね。


問題は、そのお金をどう使うかって事でしょうね。ただお金を増やすゲームを死ぬまで続けるってだけじゃ、あまり頭のいいお金の使い方ではない気がしますよね。ただ株式投資とかしてるだけじゃ、何も生み出していないのと同じだと思うんですよね。見かたによっては、ですけどね。


あと権力欲ね。権力を手に入れるのが目的って人はダメですよね。やっぱり、その権力を使って何をするのかっていうのが一番のポイントですよね。

権力のある座を悪い人に取られないために、自分が権力のあるポジションに! なんて人がいれば、そんな人はいませんかねえ。

まあ、権力を持つということは、それと同じ重さの責任も背負うということなのでね、そこを深く理解していれば、周りの人もついて来てくれるんじゃないですかね。


あとは、何でしたっけ? 有名になりたい、注目されたい、モテたい。

これはー、承認欲求? 自己顕示欲? 性欲も少しありますかね。


これは捨てるのは簡単そうな気がしますけど、それはわたしがそう思うだけで、これを捨てられない人っていうのもきっと多いんでしょうね。


ただですね、欲を捨てたら異世界転生できるかって言うと、全然そうではなくて、そんなことしなくても異世界に行った人はたくさんいるので、無理に捨てなくてもいいですからね。

捨てたのに行けないじゃないかーって怒ってる人がいたら、それはまだ捨てられていませんね。難しいですねー、深いですねー。



ただですね、こういう答えのないこと、答えの簡単に出ないことを考えていると、人の正しさ、正しい生き方とは何かっていうのを考えるじゃないですか、金にがめつくなっちゃいけないなとか、他人をだまして自分が得をしちゃいけないんだろうなとか、権力みたいな力を自分が持った時に、正しく使えるだろうかとか、そういうのを考えるっていうのが、正しく使うってどういうことだろうかって考えるっていうのが、大切なことだと思うんですよね。


自分のすることは何でも正しくて、絶対に間違ってないんだ、そんなふうに生きてる人がですね、お金や権力を持っている人に多いですよね。それはきっと考えるのがめんどくさくなっちゃってるのかもしれませんよね。昔は良い人だったのにーとか言われてそうですよね。


でもわたしは、そういう類の人間には近づきたくないって思っちゃいますよね。そういう人の周りに集まっている人、近づいていく人って、心の色がくすんでる気がしますよね。

心の色がくすんでる? 自分の言った言葉をきっかけにして、心の色がくすんでいるとはどういう状態なんだろうかと考え始めてしまう、こういう感覚がみなさんに伝わるといいんですけどね。


なんでしょう、こういうことを考え始めると、いろいろと深く深く考えてしまうじゃないですか、こういうのが仏教には大切なんだろうって思うんですよね。


みなさんも、何かを深く考えるっていうことを意識してみてください。そして心の色がくすまないように生きていってください。




さて、今日の無料放送はここまでにいたします。有料会員の方はそのままでお願いします。


今日はですね、鎌倉の長谷寺ですね。えーと、緑の中で福龍さんと私で観世音菩薩普門品偈(かんぜおんぼさつふもんぼんげ)、ピアノBGM。なんですが、映像が少し地味なので、光鈴さんに太極拳の劔の演武をしてもらいましたので映像はそちらを流しますね。めちゃくちゃカッコイイです。私と福龍さんの映像は会員限定動画で見られるようにしておきますので、見たい方はそちらでどうぞ。


それではですね、わたしはこのままサロンの反省会に参加します。


えー、会員限定の放送は月額税込み六百円、オンラインサロンは月額税込み千円となっております。ご興味のある方は、お願いいたします。


それでは、また次回、お待ちしております。合掌。



「はい、オッケーです」

「お疲れさまでした、ありがとうございました」




 

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