銃弾をこの町から君へ
硝子先生
第1話 黒の時代
時代は18世紀の中ごろから19世紀にかけて人は大きくその文化を進化させ
その行動を、自動化、高速化を行うようになった。
そこから大きな戦争を、3つ超えた先に、その文明は大きな破壊を見た
地上に舞い降りた太陽により、肉が解け、大地が焼け落ち、海と空を汚した
その力は、人を多量に殺すために生まれたどうしようもない兵器だった
だが、その原理自体は、人々を幸福に導くことができたのかもしれない。
この戦争で、人は星の9割を絶望で埋め尽くした。
しかし、その大きく星を傷つけた戦争をしぶとく生き抜いてしまったのが
これまた人だった、というか生き残った数が多かったそして、まずかったのだ
生き残った人類は、10億程度だが、先の八分の一も残ってしまっては
残された一割の領土、混乱した経済、政治の崩壊、指導者の多量問題
解決しきれぬ、課題を抱えた人には10億という個体数はあまりに多すぎた
そこで、人は、先の例にもれずまた争いを始めた。
しかし、人々は気づかされた、身内で争ってはいられないことを
先の戦争で、使った兵器がまずかった突然変異した
動物が、植物が、自然が、そして、人が、人類に牙をむいたのである
戦争の、責任を取らせるつもりなのか当然変異した怪物どもは
ただ、人類とその文明に怒りを悲しみとを苦しみをそれらすべての
感情を、一つの生物の様で、一つの波のように人に牙をむいた。
怪物たちは、残された一割の大地を少しずつ着実に人類から取り上げていった
まじかに危機が迫ったせいで、人々を慌ててそれに対抗するために
自分たちに残された、最後の思考でその波を止める防波堤を作った
だが、人間の過ちは、人間が想像するよりとても強大で人類は
滅亡の危機に瀕した。
そこで、人々が頼ったのは、一度切り捨てたはずの神への信仰であった
その瞬間では、人々は武器や食器や生活に必要な数少ない金属を溶かして
神を模した偶像を作った。
それに、群がる人々、そこでけがをするもの、他者を蹴落として
己が、偶像に近づこうとするもの、またまた、神の恩恵を独り占めしたいがために
その、偶像を盗み出すもの、自らで宗教を作り出すものまで現れて
神はそれを大変哀れに思って。人々に奇跡という果実を授けた。
それが、異能と術であった。
人類は、神からの加護を武器に怪物と戦い、いくつかの勝利をおさめ
19年後には、人類が居住できる地球の土地その一割をすべて怪物たちから
奪い返したのである。
華々しい、戦歴に浸る間もなく人類は、また人と人の争いに転落していくのである。
神からもらった恩恵を過ちを繰り返すために使う時代
この、少年 シャルルが生きていく時代を没落思想から
神々だけの黄金の時代から、銀の時代、青銅の時代、英雄の時代、鉄の時代からさらに落ち込んだ。時代
それを賢者はこう呼び哀れんだ
「黒の時代」と。
銃弾をこの町から君へ 硝子先生 @072600
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