第2話 高校入学〜出会いと別れ
図書館登校仲間の2人、ゴムとしーちゃん。
ゴムは柳原可奈子のショップ定員のネタみたいな喋り方で体型も似てる。彼氏がいて(女子校内で彼氏持ちは威張れる)プライドお高くて自信満々。(自分に自信ないとあの喋り方はなかなかできないよね!)
しーちゃんは不思議ちゃん。ポッキーの持つ部分は食べないとか本は折り目つけたくないらしい。(知らんがな。くっそどうでもええ。謎のマイルール他人に強要すんな。と思ってた)
なかなかクセ強いけど平和を愛する私はまぁ害ないし。害なければ良いわ。と思っていた。
高校生になり教室へ。
他の子になんで教室来たん?大丈夫なん?と聞かれても高校は卒業したいから!と返答。(その質問もどうよ )
高1は中学から進学の子だけのクラスと公立からの子のクラス別れてて。顔見知りだけのクラス。さらに中学でブイブイ言わせていたやばめの過激派ギャル達は学校側から進学の許可が出ず。思っていた以上に平和な雰囲気に。
はじめの席のわたしの後ろが吉田。プリント回したり吉田が私の前の子と会話するのに加わったりで仲良くなって行き。吉田の隣のナスビも喋った事あるし害ないし(大事 )仲良くなってゆく。
しかし他の子と仲良くなるのが気に入らなかったらしいゴム。(なんやねんその独占欲)
「携帯みせて!どうせ登録数少ないんやろ!」
と休み時間に私の鞄から勝手に携帯を取り出してみようとするゴム(ガラケーの時代です)
「えっなんなん!やめてか!」
取り返そうとする私。(今考えても勝手に鞄から携帯出して見るとか頭おかしいよね!アラサーメンタルの今なら言える。登録数少ないからなんやねん。)
しかしガン無視で他人の携帯見ようとするゴム(やばいやばい)
それまでも小さい事でゴムに感じていたストレスが走馬灯のように甦る(英語なんでそんなできへんの?うけるw 彼氏おらんの?なんで?可愛くないから? 課題みせてー! あたしメリットがある人としか仲良くしない等)
↑いやなかなかやばい奴やん
プッチーン
私、人生数回の本気のブチギレ
「嫌って言うとるやんやめてよなんなん。デブのブスに命令されたくないねんけど。エラソーに何様なん。他人のモノ勝手に触んなよブス」
そう泣き叫びながら机を蹴飛ばし殴りかかろうとしたけどナガイに止められ(席近いし怪しい空気を感じたらしい)
あとはひたすらデブとブスとクソと叫んでいたそうです。あらやだお下品。本心が丸出しになっちゃって☆
クラスの子は一連の流れ見てたからいや他人の鞄から勝手に携帯出す⁈嫌がってるのに⁈ありえんやろ的な空気。そらそうや。
困ったゴムは隣のクラスに行ってサキに酷い事言われたぴえん!と言いふらしに。
やっちまった…の私に吉田、ナスビ、ゴマ(家が近くてたまに喋る仲だった )が
「いやアレはゴムが悪いキレて良いやつ」
「今日からうちらと一緒にご飯食べよ」
と言ってくれココから仲良くなりました。
私もこのブチギレ事件をきっかけにあ、この学校の奴らは言葉にせんとほんまにわからへんねや。普通したらあかんとかの感覚ないからわからんのや。と気付き(おっそ)
今までピュアで心優しかったけど優しさなど殴り捨て思った事は言う!自分の主張は譲らん!と言うスタンスで生きていく決意をしました。
一気に性格変わったよね。それまですぐ泣いていたけど(泣くしか感情表現なかった)泣かなくなりキレるように。
この日から鋼のメンタルを手に入れたくましくなっていく一方ですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます