できないわからない・・・・・

 私は日常生活において「できない」と「わからない」という言葉を多用してしまう癖がある。自分に自信がないせいもあるし、経験不足や知識不足なことが多いがために咄嗟に口にしてしまっている。もともと消極的な性格で新しいことや環境に飛び込むことを避けてきた人生だ。避けてきたというか、「逃げてきた」のほうが正しいかもしれない。


 自分が大変な思いや恥をかくのが嫌で、せっかくチャンスを与えられても「できないです」、「やったことないです」、「わからないです」で責任を伴うことから逃げてきた。でも、最近転職してからといもの嫌なことから逃げ続けてきた結果、自分には何も残っていないのだということを自覚する機会が多くなってきた。今まではできないと言うと、親切に教えてくれる人がいたりした時もあれば、呆れられて「もういいわ」と仕事を振られなくなったりしていたけど、今の会社は放任主義というか業務でわからないことがあり質問してみても自分で考えろ的な場面が多い。いつもの癖で「難しいです、できないです」と言っても、上司は「とりあえずなにかしら自分で考えてやってみて」と言われるだけだ。


 私は典型的な指示待ち人間、マニュアルがないと動けないタイプなのでそんな返しをされるとだいぶ焦る。毎日やめたいという考えが頭に浮かぶ。だが、ふと「これができるようになったら、私成長できるんじゃないか?」と思う瞬間がある。逃げるのは楽だし簡単だが、いつも同じようなことで躓き続けることがあるなら、それはきっとどうにかして乗り越えなければいけない壁なのだろう。できるかできないかはやってみてからわかることであり、やる前から思考停止していたらなにも変わっていかないのだ。

 

 社会との関りから逃げてきたツケが年齢を重ねるにつれ、のしかかってくる.....。

 なんだか書きたいことがよく分からなくなってきたので、個人的に心に響いた「ジョジョの奇妙な冒険」よりDIO様のお言葉で締めたいと思います。


 "おれは「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う"

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