第2話
ごはんを食べる。美味しい。
これだけでは伝わらないので脚色しようとするとこうなる。
コシヒカリの炊き立てご飯を食べる。美味しい。
んでさらに脚色していくとこうなる。
コシヒカリの炊き立てご飯を食べる。アツアツのご飯が口の中に入るとまず淡くも力強い旨味が広がり咀嚼することによりお米のでんぷん質が糖分に変換されて甘みを生み口の中は旨味と甘みの相乗効果で幸せな気分になる。
これでも読者に伝わりづらいのならこうする
コシヒカリの炊き立てご飯を食べる。アツアツのご飯が口の中に入るとまず淡くも力強い旨味が広がり咀嚼することによりお米のでんぷん質が糖分に変換されて甘みを生み口の中は旨味と甘みの相乗効果で幸せな気分になる。また釜で炊いていたのかところどころにおこげができておりお米の香ばしさがより一層ご飯の風味を挽き立てる。
ぶっちゃけここまで書くと読者は読みたがらない。
よく漫画みたいな小説書けとかいうけれど漫画だから伝わりやすい描写は多々ある。
ようは似たような内容の小説を書くとき面白いのはどれかっていうとどっちも鬼が出る大手週刊誌の漫画なら俺は二部の方が面白いと思う。
読者を飽きさせないためにはある程度読者を考えさせることも必要だし、考えることを放棄させてしまってはそれは読書とは言えない。
今までラノベの中でも現ファンが結構有名になっていたけど今は異世界転生にその枠を取られ気味な節はある。個人的には設定凝ってくれた方が考察とかそういった面白さが増えるから好きなんだけど最近の若い子ってあんまり考えることしないのよね。
若い子に限った話じゃないんだけど自分が蓄えた知識と現実との検索エンジンの作成が未熟な人ほど読者離れしてるのでそこをどうにかしろと言われるのも酷な話だとも思う。
今のたとえ簡単に言うと紐づけね。
ごはん=甘いの人も居れば
ただ食べてるだけの人も居る。
あとは月が綺麗ですねとかの古風で遠回しな表現言っても気づかない人いるのよね。
ぶっちゃけ前職の天下人になってた人とか皮肉を直接言わないと気づかない人だったから結構読者と小説家の人とのギャップを感じる。
ぶっちゃけその人にここまで言わないとわからないっていうのは愚の骨頂って言ったけどね。
現場を知らない無能と言いたかったね。
安全第一じゃなくて危険第一な人だから来てほしくない人ランキング一位になってた。
ちょっと逸れたね。
要はラノベはあくまでも中高生、対象の作品であることなんだけど、異世界転生とかはジャンルに該当するから普通の書籍でも取り扱いがあるのよ。
ネット小説だとその枠組みを知らないっていうか全てがラノベって勘違いしている子も多いからお気をつけて。
っつうか大人向けのファンタジー系文庫とかR18以外で出してほしいわ。
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