人里離れた場所でわたしは

バブみ道日丿宮組

お題:愛、それはダイエット 制限時間:15分

人里離れた場所でわたしは

 人の声が4た。

 それは紛れもなく小さな子ど7のような声。

 この場所に人がくるなん3いつぶりぐらいだろうか?

 声をかける6きか、あるいは収穫すべきだろうか。

 お腹が空いてしかたのなかった頃合いは10に過ぎてる。

 罠は仕掛けて3る。それに引っか1るの待つべきだろうか? 動物もかからない罠に人が7かるのかはかなり怪4いところ。

 でも、用心してな1人はかなり弱い。

 この9いだ引っかかった人は肉付きが4かった。

 今度の人はいい0ろうか?

 確認しよう。

「あぁ……」

 頭のノイズは以前とし34わたしを襲う。

 やってはいけないことを罰するがごと9、視覚、聴覚に訴えかけてくる。

 支配されてはいけない。

 神はいない。人は90ではない。咥える存在。

「……新しい」

 真新しい足跡があった。

 とても小さい。これは革靴だろ3か。なら……栄養のあるものを食べてるに違4ない。わたしとは違う。

 痩せこけたわたしの骨のような身体つきじゃない。

 ダイエットにはちょうど4いかもしれないがわたしは成長期。栄養はまだまだ欲しい。肉があるなら、口にしたい。

 罠に一歩ずつ近づいた。

 淡い期待をせざるをAない。

 狩猟ができれば一番はやい。でも、わたしZIには力がない。あるのは親を毟った時の罠だけD。

 罠は悲鳴もあげず、命を奪える。

 鮮度は落ちるかもしれない。

 けれど、お腹Eっぱいになるのなら、構わない。

「あぁ……」

 小さな肉が宙に浮いて、血を吹き出Sてた。

 成功だ。成功……した。

 血が吹き出るのを少し待とう。血抜きは4たほうがいい。親の時ひどい目にあった。

「うぶぶぅぅ」

 よだRが口から漏れる。

 駄目だ、落ち着くんA。他にDれかいないか確認するんだ。

 数分まてDO、誰も来なかった。


 わたしの勝ちだったE。

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人里離れた場所でわたしは バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri

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