第10話
結論から言わせてもらうと、今回のすみれという名の大地を奪った女狐にちょっかいをかけていたのは僕、清水洸である。
何故そのようなことをしたのかと問われれば…。まあ、勘のいいやつはわかるんじゃないのかな。
それは勿論、僕の親友でもあり初恋の人でもある柏瀬大地を僕から奪い取ったからだよ。
『俺、傘薮のやつに勝ったよ!!』
この報告を聞いた時にはもう遅かった。気づいた時にはあの女狐と大地は恋人となっていた。
そしてあの女狐と恋人になった大地は僕のことよりも女狐のことを優先するようになった。
おかしいよなぁ!!!!!何でもう10年らいの付き合いになるというのにたった数ヶ月の友人、ひいては数日ばかりの恋人に優先度で負けるんだよ!
それに!僕はあの女狐と違ってもっと小さい頃から大地のためだけを思って大地のためだけに過ごしてきたんだ!!
それなのに、何であの女狐のほうがいいんだ、大地は。今までの大地だったら親友である僕の方を優先してくれるはずだ。
何で…?ああ、そういうことか。
あの女狐に騙されているんだね。大丈夫だよ、大地。すぐに助けてあげるからさ。
…………………………………………………………
話数的にもあと結構残ってる…。どうしよう。もっと早く完結させるつもりだったのに。
読んでくださってありがとうございました!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます