第8話
『今日の放課後、国際教室にきてください』
あれから一週間。そろそろ俺も言いすぎたかと反省し始めて一週間が経つころに、またあのメモ用紙が入っていた。
内容は、前回と同じ、ただ、少し違うところは…
「お前も貰ったのか?」
「ああ、ただ周囲を見渡す限りは俺ら2人だけみたいだけどな」
俺の親友である洸もこのメモ用紙をもらっていたことだ。
筆跡が前回と変わらないことから差出人はすみれであることが分かる。
正直俺は、俺はすみれの呼び出しを出しにしてすみれと仲直りをする予定だったから、洸がいると少し気恥ずかしい。
それにしてもなぜすみれは俺だけでなく、洸も呼び出したのだろうか。
そんなことを考えながら放課後を迎えた俺たちは、国際教室へと向かって歩いていくのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます