第133話

修学旅行の斑決めが始まった。俺は美海と同じ斑がいいな。ちなみに昼食は最近美海と取っている。よく美海の弁当のおかずをもらうがレベルが非常に高い。梨香以上にだ。俺の好みも聞いてきて、それに合わせて作ってくれてるっというのもあるが。だが最近森田の嫉妬の視線を感じる。あいつは美少女たちに囲まれながら食べてるのと美海を振ったくせにだ。自分から美海が離れたら嫉妬をするとか自分勝手にも程がある。そういえば美海は最近森田とあんまりはなしてるところをみない。諦めたのだろうか。美海は最近俺と話すことが多い。


「正弘くん私と同じ斑になろう」


「森田は良いのか?早く行かないとクラスの美少女共にポディション取られるぞ」


森田のところに行かないで俺のところに来たのたは正直嬉しいが。美海の悲しい顔はみたくないから一応聞いてみた。すると美海はチラッと女子が群がる森田をみた。


「私は悟志くんは諦めたんだー。新しい恋を見つけることにしたの」


新しい恋か、それが俺ならどんなに良いことか。だが今俺はかなえと付き合ってるがいるからなにもできない。歯痒い思いを今している。

美海と付き合うにはまずかなえと分かれることが第一だからな。さすがに不倫をするのはかなえに失礼だし。したらあの動画をばらされるだろうし。するもなにもその選択肢をしたら築いてきたものが台無しになる。


「そうか新しい好きな人が見つかると良いな」


森田をみていたときの美海はまだ少し辛そうにしてたとこからまだ吹っ切れてはないのだろう。まぁゆっくり諦めてくれれば良いさ。俺もその間に別れる。


すると森田か女子共を沸けてこちらに笑顔でやってきた。主人公スマイルか、何人かの女子がやられているな。破壊力ありすぎだろ。今の俺でも女子を赤くさせるのは無理だぞ。


「俺と同じ斑にならないか美海」


「ごめんねもう正弘くんと同じ斑になることを決めたの。1枠しか空いてないんでしょ」


すると森田は俺をにらんできた。自分で振っといて、離れたら距離が近くなった奴をにらむとか身勝手すぎるぞ。これが美海関連じゃなければ無視するが、美海関連だ無視するわけにもいかない。


「そいうことだから他を当たってくれ。それだけの美少女がいれば他も集められるだろう」


すると森田は認めないぞと行った感じの顔になったあとに、女子をつれてもう一人を探しに行った。美海の方をみると、美海はなぜかほほを膨らませていた。アザと可愛い。


「美海どうした?」


「ふーんあの子達は美少女ね」


ああ、嫉妬してるのか。自分は言われてないのにと。それだけ好感度が上がったことに俺は嬉しくなった。他の女子に嫉妬するなんてある程度の好意がないとあり得ないからだ。


「美海はるんに匹敵するほどの美少女だと思うぞ」


俺からしたら最大限の賛辞だし。美海も俺がどれだけるんを好きなのかを知ってるからどんくらいのレベルの褒め言葉が分かるだろう。すると美海は頬を赤くして嬉しそうににやついていた。やっぱり伝わったか。


「るんちゃんと同等ね。最高の褒め言葉だよ」


するとなぜか森田から遠くから睨まれる。照れさせるくらいで嫉妬するなよ。これで答えは分かった。森田は確実に美海が好きだろう。振ったのも幼馴染みとして好きなのがどうかみ誤ったのだろう。譲る気持ち毛頭ないが。


だから森田が嫉妬してるのを気づかない振りをして、美海に話しかける。


「美海と比べられるほどの美少女はこのクラスにいないからな」


何か憤怒のこもった視線を女子から感じるが実際そうなんだから嫉妬したって仕方ないだろう。このクラスは美少女は多いが、美海ほどの奴はいない。近いレベルといえばモデルをやっている松永くらいだ。だがあいつは特に嫉妬していない。森田からの評価しか気にしないんだろう。それに俺が美海のことを好きなのを知ってるし。


「そんなに可愛くはないよ。でも嬉しいな。あ、そうだ桃山さんが声優スクールについての説明があるから今日近くの喫茶店に来てだって」


「分かった」


声優スクールか、事務所に所属することが決まってるから少しは気持ちが楽だが、他のスクール生から嫉妬されないか心配だ。実力を磨いて事務所に所属するのにふさわしいレベルにしないとな。


「あと何人かどうする?」


男がよってきそうだが、下心満載でめんどくさいんたよなぁー。たしかひとつのグループたけ二人でいいんじゃなかったけ。それにするか。

それなら美海と二人きりでデートをできる。


「二人きりの枠かあったはずだからそれにしようぜ」


かなえは他クラスだから邪魔もできないだろう。完全に俺と美海の二人きりだ。あとは美海が了承してくれるかだが、恐らくしてくれるだろう。美海も興味もない男どもに付き合うのは面倒だろうし。女子は美海に嫉妬してるせいか同じ班になろうとしないだろうし。まさしく完璧な作戦だ。


「そうだね、男子がアピールしてくるのも面倒だし。、、、、それに正弘くんと二人きりも中々良いかも」


最後の方は何を言ってるか聞こえなかったが俺に得することだと信じよう。俺の好感度はかなり上がってきてるはずだし。後はかなえと合わないルートを考えることだな。


俺たちは二人のグループを作るとせんせいに申告して、二人のグループを作った。周りの男からは嫉妬の視線を浴びたが対したことない。俺が周布だん美少女と二人きりの方がもっとすごい嫉妬の視線や、呪詛を吐かれるからな。もちろん呪詛返しはちゃんとしてるぞ。




昼に投稿し忘れましたすみません。なので夜に投稿します。来週からはちゃんと昼に投稿します。これからも完結まで読んでください
















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る