第65話
俺は今日は家に一人で帰っている。なぜなら脚本を任さされて細かい部分まで決めなきゃ行けないからだ。元々は新しい新作としてだす予定だったからある程度は考えているが。美海が主人公である森田に好意を寄せるというよりも最初は森田か好きということを早めに気づいて美海にアタックするというストーリーだ。ちなみに名前は隆元とさきだ。隆元は病気を患っていて余命宣告を受けてる設定だ。だから最後は感動して終わることだろう。問題なのはこれが劇て結末まで短い時間で終わらせなきゃいけないことだ。
「どうしたもんかねー」
俺はどうやって短くするか考えていると、駅に着いたので降りた。駐輪場に行って自転車に乗り家まで向かった。モデルはうちの家の近くにするか。
俺は家に着くと、鍵を使い入った。どうやら梨花はまだ帰っていないようだった。まぁ文化祭で決めることがたくさんあるのだろう。久しぶりに俺が夜ごはんでも作るかね。簡単だしチャーハンにするか。
俺はそう思い材料を確認した。チャーハンを作る材料は揃っていたため俺はチャーハンを作り始めた。
三十分経つとチャーハンができた。ちなみに俺はチャーハンにラー油をかける。ピリッとした辛さがチャーハンに合うんだよなー。とりあえず梨花が帰ってくるまでケータイゲームてもして遊んでいるか。ソードアート・オンラインのゲームだ。これはストーリーにまるで自分がいるような感覚になり気に入っている。ちなみにヒロインの名前も設定できるんだが、俺はそのままでやっている。美海と設定するんじゃないかって思ったやつもいると思うが、顔が違うから美海だと思えないんだ。さて今日はボス戦でもやるかね。俺はそれか十分ぐらいボス戦をした。
ふぅーやっと倒せたは前のバージョンに比べれば一回にダメージを与える攻撃力も上がっているからいくらか倒しやすくはなったが、それでもやはりボス戦は時間がかかる。
「ただいまー」
梨花が奥の部屋に来て俺の顔を見て言って、ソファーのとなりに腰かけたので俺は頭を撫でながらお帰りと言った。梨花はキャーといいながら俺に撫でられて気持ち良さそうに目を細める。ちなみに俺が頭をな照るスキルはお兄ちゃんスキルと呼んでいる。前はよく撫でていたが、最近は俺のこのスキルも発動することはなかったが、美海を撫でたことと、撫で足りなくて発動したのだろう。
「お兄ちゃん相変わらず撫でるの上手いね」
梨花は俺のかたに頭をよりかけた。普通だったらここでいい匂いがして緊張するんだろうが妹なのでそれはない。たとえ血が繋がってなくてもだ。俺達は本来ならいとこの関係だ。だが梨花の両親が事故でなくなってしまいうちの両親が引き取ることになったのだ。ちなみにことことは梨花は知らない。まぁ一歳の頃だしな。俺もたまたま両親が話しているのを聞いたからだし。
「お兄ちゃんのクラスはなんの出し物をするの?」
「劇とカフェだ。劇は視聴覚室を借りて、カフェはクラスでやることになっている。あと劇は一日一回の公演だ。後の時間はカフェをやるからな」
接客している人たちとてぇ気を取ることも有料だが可能だ。美海には人が殺到するだろうな。恐らく小遣い程度には今回の文化祭で稼げるだろう。
「へぇー劇か。観に行くねー。私のクラスはメイド執事喫茶だよ」
なんだと!梨花のメイドだと、メイド好きからしたら是非行かなくては。お帰りくださいませご主人様と梨花が笑顔で出迎えてくれるなんて天国だ。シスコンかって?梨花のメイドだぞシスコン関係なく見たいだろうチェキはあるのだろうか?
「チェキはあるのか?」
「いやないよ、それをすると一人殺到して接客ができなくなるからと先生が言ったの」
それなら仕方がないな。梨花はか美少女だし接客の頭数か減るだろうし。シフトて回すだろうから梨花だけ一人働きぱなしというのは無理だろう。
「というよりお兄ちゃん妹とチェキ取りたいのはさすがにキモいよ」
「梨花も知っての通り俺は無類のメイド好きた。メイドがなにかを配っているたけて受け取ってしまうような」
この間は美海かいたから一切受け取らなかったが、いつもだったらあらやるものを受け取りゴミ箱にすごい数のチラシが捨てられる。少し見て興味をもったらルーズリーフ名前と店名を残しておいて後は要らないからな。
「分かってるけど、満面絵見ていも妹のメイド姿とチェキはさすがにね」
「俺はシスコンだ。しかも美少女だ。チェキを取らないやつのほうかいかれている」
まぁ勘違いするやつが続出しないだけましかもしれないが。俺か把握できないくらいの告白を梨花はされているのに、さらに告白が増えると虫を退治するのに時間がかかる。ちなみに外道なことを考えてるやつは退治してる。
「はぁお兄ちゃんのメイド好きは困ったものだよ」
仕方ないだろう今まで優しくして貰ったのは妹ぐらいだったのに、優しくもてなしてくれて好きですご主人様なんて言われたら好きにならないほうがおかしい。まぁ告白は振られるの分かっていたからしなかったけど。
「まぁそのことはいい。チャーハン作ったか食べるぞ」
「お兄ちゃんが作るなんて久しぶりだね」
梨花は少し驚いたようだった。まぁ俺も滅多に台所には立たないからな。だって妹の料理が美味しすぎるんだもん。自分で作る気が失せるだろう。梨花の料理はそれだけ絶品なのだ。
俺はそう思いながら立って、台所に向かい二つのうつわにチャーハンをいれてお盆にのせて持ってきた。するとチャーハンだなんてお兄ちゃん私の好きな料理をチョイスして蹴れたんだねと目を輝かせた。単純に簡単だから作っただけたが。俺達は互いに正面を向きながらいただきますと言って食べ始めた。
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