魔法使いと不思議な少女

ダラダラ

第1話

「そろそろ宿を決めないとな〜」


俺は旅をしている各地をフラフラしている。


なんか騒がしいぞこの街。


「なんか怪しい集団だな」


顔まで隠して変な集団だな。まぁいい適当に宿を決めないと。


「おい。親父今夜一泊できるか?」


「今日は無理だ。多分どこの宿もいっぱいだ」


「何だってそんなことありえんのかよ?」


「さっき変な格好の集団がいただろう?あいつらが集団で止まって空いてねえ」


「げえ〜本当かよ〜空いてるとこ知らないか?」


「さあな。今は繁忙期だしどこも空いてないかもな」


まじかよ。はあ〜


「離して!離しなさい!」


なんか怪しい集団に連れてかれてるみたいだな。


仕方ない助けてみるか


俺は杖を出して少女のすぐそばに魔法で移動して少女を掴んでまた移動する。


「おい。大丈夫か」


「はい。ところであなたは何者ですか?」

白髪のの美少女それに真っ赤な珍しい宝石を首にかけているな。

「お、俺かレンだ。」


「そういうことじゃないです。どうやってあの中から助け出せたんですか?」


「あ〜それは秘密だ。」


「そうですか。私に何かようですか?」


「いやこまってそうだったから助けただけだ。」


「いや、どうして助けたんですか?」


「いや何となく」


「何となく!あやしいです。怪しいおじさんです」


「怪しくないだろ別にあとお兄さんだ。そこまで老けてない。というかお礼ぐらい言えんのかチビ」


「小さくないです!!あと助けてくれてありがとうございます」


こいつ意外と素直だな。


「で?何で追われていたんだよ?盗みとかでもしたのか?」


「盗みなんてしてません!あの人たちが悪い人ですから追われていただけです!」


まぁ見た目あっちの方が悪役には見えるが


「んじゃあ。何で追われてたんだよ?」


「いやぁそれは〜」と目を逸らす。


「やはりやましいことがあるのか?」

俺は疑いの目で見る。


「やましいことはありませんけど言えません!」


何じゃそりゃあ。まぁいいか。


「もう悪さすんじゃないぞ〜またな〜」と俺は別れようとする。


「ま、待ってください!」

と声をかける少女


「何だ?」


「この『安全』なところまで護衛してくれませんか?」


「はあ。まぁお金を持っていればやるがあるのか?」


「お金ならないですけど宝石ならあります」


「どれどれ。」

うわーでかいこれは欲しい。


「いいぜ。依頼受けたぜ。金だカネ〜うほほい」


「あなたがどう言う人か一瞬でわかりました。」

と呆れた声でいう少女。

「それであなた名前は私はリンです」


「俺はレンだよろしくな依頼者様。早速金をみせて貰っても?」


「駄目です。私を『安全』なところまで運ばないと宝石はあげません」


まぁいいだろうこの町に出るくらいなら楽勝だしな。


俺は『袋』から絨毯を出す。


「お嬢さん乗ってください」


「何ですかこれ?私をからかっているんですか?」と疑いの目をみせる


「いいから乗れチビ」


「小さくないです!何か世間知らずな私を騙そうとしてますね!」


こいつ疑り深いな


「いいから乗れ!」

俺は我慢できずに絨毯に乗せ杖を振った。そうすると飛んだ。

街も一っ飛びだ。


「ええ!飛んだ!」と驚くリン。


「じゃあ。いくぞ舌を噛むなよ」


「え!え〜」


俺たちは街のそばにある森に入った。


「ほら!運んだぞ!宝石くれ!!」


「欲望に素直すぎでしょ!!それに私は『安全』なところまで運んでって言ったわよ」


「はぁ?もうここが安全な場所だろ!」


「いいや。違うわね。私が『安全』と思うとこまで運んでもらうまでこの宝石は渡さないわよ!!」

「ふざけんな!よこせ!このやろう!」

俺は盗賊紛いにその宝石を取ろうとしたが剥がれないこの女力強いぞ!!


「動くな!」と怪しい覆面姿の男?十人ぐらいが何か武器みたいなもので脅してきた。


「そんなチンケな武器で俺様を脅そうたってー」バキュン

俺の頬が掠った。

「すいません俺が悪かったです」

俺はすぐに白旗をあげる。


「弱い!もう少し抵抗してよ!!」と非難の声がリンという少女から上がる


「おま!あんなみえない武器にどう対処しろっていうんだよ!」俺は抗議の声をあげる。


?「さっきはどうにか逃げられましたが姫様来てもらいますよ」


男が言ったこいつどこかの国のお姫様だったのか。


「こいつはどうしますか?」

と覆面が話してる


「一応生かしておけ。あいつらの仲間かもしれん」とリーダーぽい男が言った。


「おい!早くあるぇ〜」と覆面が次々と倒れてしまう。


「はぁ〜ようやく効いたか」


「ちょっと!どうなっているの?」と戸惑うリン。


「それより移動だな仲間が来るとも限らん。移動するぞ。それとも捕まりたいのか?」


「う、わかったわよ。ちゃんと安全なところに移動したらこの『不思議な現象』に説明しなさいよ」


「わかった!わかったから!んじゃあ行くぞ」


「はぁ?ってきゃああああ」俺は空飛んで覆面から逃げた。




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魔法使いと不思議な少女 ダラダラ @yume3303

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