歴史上の出来事を元にしていますが、それを知らなくて興味深く読めました。背景説明と登場人物たちのドラマのバランスが素晴らしいです。
アントニアとデキムスの再会のシーンを削ったことが、敢えて物語をぎゅっと引き締めると同時に、広がりを持たせているように感じます。
緊迫感のある前半と、後半の家族団らんのギャップにやられました。よい家庭を築けたのだなぁとしんみり思いました。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
最近は描写を省くクセが身につきつつあるようです。あまり多用するのは考えものですが、読者の方にお任せする余地もできて良いんじゃなかろうかと思っています。
毎月素敵なタイトル、頭を捻りつつ楽しませて頂いています。
題名を見た時点で引っかかっていた、というわけですね。
結末は、O・ヘンリのアレって感じですね。
デキムス……冒頭のフラグのせいで、象さんに踏み潰されたんかな……と思ってしまいました。
しかし生き延びて、先に負けた執政官さんの息子さんの軍にでも従軍できたんでしょうかね。
ローマ史、めっちゃ面白いんですけど、私の弟とか駄目でしたね。ネロの次の四皇帝の年とか、いい加減にしろと言っていたような……そこが面白いのに。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
デキムスはきっと色々あったんでしょう。
スキピオさんは、カンネの戦いに参加してるので、この時期にはもう居ないかもしれません。
ローマ史を授業で習ったときは頭に入ってきませんでしたが、物語としては面白いですね。
ハピエン良きかな。
てっきりマルクスに背後からやられたかと。
既成事実婚の前に帰還できて良かった。
シェークスピア的悲劇を回避したのは
目利の嫁さんでしたね。
フラグは折られるためにある。
作者からの返信
見知らぬ指輪という不穏なイメージから敢えての展開。
やっぱりハッピーエンドの方が書きやすい作者です。
カルタゴの戦いですか。
ローマ史、大好きで、面白く読ませていただきました。
デキムス、もうだめかと思ったら、髪を売って夫をさがしだしたなんて、明智光秀の妻と似ていますよね。もっと強い女性ですけど。
作者からの返信
だいたい、トレッビアの戦い後の時代設定です。
ハンニバル無双中ですね。
アントニアはローマ女性の鑑かもしれません。
まさに、愛は全てに勝つ、ってお話ですね。
とてもドラマチックで面白かったです。
作者からの返信
以前このラテン語の格言を見て、どこかで使えないかと思ってました。
それで今回このような物語になった次第です。
コメントありがとうございます。