あとがき

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。本編はこれで終わりです。


 まだ人間たちとの関係をどうしていくかという課題は残っているので、続けられないことはないんですが、カリュ爺ちゃんとリドーは片付いたし、グリード様とディアちゃんと主人公もひとまず落ち着きました。最後の馬車での会話を書いている途中に、あれここで終わっていいんだっけ? と迷いましたが、ちゃんと予定どおり終わらせないと私は終わらせどころを見失います。というわけで終わりです。


 全編通してわずか15行程度のストーリーメモを頼りに進めてきましたが、1章の序盤のうちに書いておいた最終話に、無事着地できてよかったです。(途中はだいぶ変わりましたが……)

 これまで短編か5~7万字の中編しか書いたことがなかったので、この長さは生まれてはじめてでした。まあでも1章あたりが5万字程度だったので、ある意味いつもどおりを繰り返して最後までたどり着いたような気もします。

 でもさすがにこの長さをほぼノープランで走りきるのはきつかったので、今後はプロットの立て方も少しずつ勉強しようと思いました。笑


 私はプロットはほぼ立てず、細かいところはキャラクターが自由に動くのに任せるパンツァーです。期待する方向に向かってもらえるよう外部要因は準備するものの、基本的にはキャラに丸投げします。

 なので「続きどうなんの? っていうか君たちどうすんのコレ?」と、最初の読者のような気持ちで書いてきました。

 特にカルラさんは想定外の展開を唐突にぶっこんでくる問題児です。ルシアは自由だってわかってるからまあ好きにやればって感じなんですけど、カルラさんは主人公を五天魔将に推したりニコルをフったり、いろいろ驚かされました。ええーこの続きどうすんの? って何度思ったかわかりません。

 ルシアもまさか化け物を人間に戻すなんてびっくりです。7章の解毒に伏線の意図はありませんでした。いやー自由だなあこの子。


 ということで、ここまで一番楽しんだのは間違いなく私ですが、一緒に楽しんでいただけたなら、とても嬉しく思います。

 読んでいただき、ありがとうございました!


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 設定を見てやってもいいかなという方は次のページへ、お話だけ読みたいという方は一度目次に戻って番外編にお進みください。

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