ドーヴェル一族の自己紹介





注意


この話は自己紹介話です


本編とはあまり関係がないので

この話も飛ばしてもらって構いません


作者より




「親父」


「ドーヴ……? 改まった顔をして

どうしたんだい?」


「兄貴、まだAプランは早い。

ここはBプランで……ジオル君?」


「プランを見つめ直して思ったことがある。


親父達、まずは周りの人の確認をしてみないか?

新しいプランも出てくるかもしれない」


「私は賛成だ。カートは?」


「私も、第七騎士群のオーナーとは

まだ会ったこともない。

どんな人か知らなければな。」




「全員、集まりました先生!!」


「シュヴァルツ、気合いが入っているな。」


「えぇ……!! 小生、第七騎士群の時期大隊長として

皆を引っ張る存在とならなければいけないので……!」


「……やはり、あの魔法の本を求めてきた時よりも

一層、目の輝きが増しているな。」


「カートさん……!!ありがとうございます!!」


「それでだが……皆、

今いる人で少し自己紹介をしよう。


私たち三人で、プランを立てていっているんだが

それには必ず、

今いる人を把握しなくてはいけないんだ」


「……ジオル君。」


カートさんが何か言いたげに呼んできた


「……?」


「私も兄貴も、第七騎士群の人達は

皆把握しているつもりだ。


途中で別行動となった炎部隊の隊員さえ聞けば

私は結構だよ。」


「なら、炎部隊の隊員を言おう。

炎部隊の人は…………………………」


……………………




「……なるほど。

それがアイリス・スカーレット率いる

炎部隊なんだね。」


「あぁ。それでだが、

カートさんと親父も、第七医師団の皆は

あまり詳しく知らない。

そこで二人には、自己紹介してもらいたいんだ。」


「ほう……分かった。

では、私ことハンネバルから行こうかな。」




「ドーヴェル騎士団で、名誉なことながら

騎士団長をしている、

ハンネバル・ドーヴェルです。


私の特徴は……」


「親父。この場合私と差別化出来ることを

教えてやってくれないか。」


「差別化か……うーむ

確かにドーヴと私は一人称が被っているな。


私とドーヴを見分けるのは……とても難しい。


何せ一人称が同じで、

更に文の雰囲気も似ている。


作者曰く、「血縁関係者ということもあり

一人称は同じにしたかった」

………………私にはあまりよくわからない。


……あぁそうだ。

私の特徴は"何でも知っている"ということだ。


しかし、勘違いしないでおくれ

私は何でも知っているとは自分でも思っているが、

この世の全てのことを意のままにすることは

魔法を使っても出来ない。


全知ではあるが、全能ではないと言うことだな。


ということで、私が喋る時

どうにかドーヴと私がごっちゃにならないよう

分かりやすくするので、

一人称が同じと言うことは

あまり気にしないでくれたまえ」




「次は私の番か……


正直、私が主人公であるドーヴと

同じ一人称を持っているのは

少し気掛かりなのだが……まぁ良いか。

そこは気にしないでおこう。


私は、20年前兄貴と騎士団長の座を巡って

熾烈な争いを繰り広げていた

カート・ドーヴェルだ。


……20年前、嫌な記憶が蘇ってくるな。


私は当時、自分で言っちゃ悪いが相当なバカで

魔法の本と言う悪魔の誘いに負けてしまった……


本当に、何故私はあんなことを……


……それは後で話をしよう。

今回は自己紹介だったな……


私の特徴か……

私もドーヴと見分けるのが難しいのではないか……?


そこも、作者の力量が試されるな。


私の最大の特徴は……

少しネタバレになるが、

治療魔法"グリーン"が使える。


後々第七騎士群には、

この魔法を伝授するつもりだ。


……それと、これも言っておくか。


私は、絶望的にネーミングセンスがない

兄貴やジオル君の比にならない程にな……


だが、いずれ治したいと思っている

とりあえず、小説を読みまくるか……


私は今回、あまり活躍はしない

次の作品でもあまり活躍しないかもしれないが、

第七騎士群のするべきことは、全力で応援しよう」

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