自己紹介




注意


この話は、本編とはあまり関係がありません


興味のない人は、飛ばしてもらって構いません


作者より



ガヤガヤガヤ


「ワタシ!?ワタシはあれで……!!」


「うん……そうだね

わたしは……うん、そうだよ」


「小生は……」


「俺はぁ!!」


「おらぁはあれだぁ」




「……わからん」


「どうしたんだ? 騎士さんよ。」


私は、あることに四苦八苦していた


「一人一人、一人称は違うが……

それ以外の特徴が、よくわからないんだ……」


「小生、同じことを思っていたぞ」


「ならこうしませんか……?

わたし達は、これから自己紹介をし合って

お互いの特徴を教え合う……とか?」


「おらぁ、アイリスの言うことに賛成だぁ!!」


「ふむ……そういえば

この面子での自己紹介はまだだったか……

よし、そうしよう」




「まずは……私からか。


ドーヴェル騎士団 第七騎士群大隊長

ジオル・ドーヴェルだ。


私の特徴は……そうだな

一人称は「私」……だが、

これから先、同じ一人称を持つ人間が出てくるだろう

その時にまた、自己紹介をし直そう。


……聞いているのはそう言うことではない、か

うーむ……私の特徴は……

そうだ、あまり「!!」はなく、

たまに冷静さを失う時もある。


まぁなんだ、少し抜けたところのある

大隊長と思ってくれれば、それで良い。


基本、味方へ指示を出すことしかしないから

嫌な上司と思われてそうで……


いや、ダメだダメだ

第七騎士群大隊長として、皆の見本となるような

そんな自分であらねばな……」


「騎士さん、暗いぞ〜」


「もう良いだろう。次、アーフィンがやれ」


「ちぇっ、逃げやがった」




「どうも〜、トルナンド集落で

自警団をしていた、

アーフィン・ザックです!!


俺は基本的に、普通の人よりも

テンションは高めだ!!


そんでよぉ、集落でも俺に匹敵するお調子者は

居なかったのに……

第七騎士群のカレンって人、やべぇよ……

ありゃ、お調子者と天然の二つを併せ持つ

ハイブリッド型って……」


「もしかして、ワタシの悪口言ってる!?」


「いや……勝てねぇなって思ってよ……!!

カレンさん、よければその面白さ

俺に分けてくれねぇか!!?」


「何言ってんのよ。

自分の自己紹介をしなさい!!」


「おっと……脱線しちゃったか。


まぁ、俺はこんなやつだ。


いつも誰かのことを考えて、

仲間のことを第一に考えるような……


自分のことを美化しすぎだって?

分かった、俺の悪いところ、

どんどん探して見つけてくれ。


ただし!!その代わり、

それと同じぐらい

俺の良いところを探してくれよな!!」




「え、ワタシって3番目に登場したの!?

先輩達より先に登場って、

後輩の風上にも置けないなぁ……」


「カレンさん、別に良いと思いますよ!!」


「アイリスさん……!!

分かりました、気兼ねなく自己紹介します!!


ワタシことカレン・ルナ!!

「!!」がかなり多いことで有名よ!!


ワタシは、この作品の中では

戦闘する描写がない

第七騎士群の中でも特異なヤツなんだけど……

実は武器は剣じゃなくてレイピアを使ってるわ!!


作者曰く、「扱いに困っている」だそうよ……

ワタシって、そんなに変なキャラなの!!?


まぁ……?今回はワタシの出番は少なめだけど

他の皆が、その分スッゴいから

また今度、ワタシの活躍、期待しててね!!」




「おぉ……? おらぁの番だべかぁ!!??

意外とおらぁ4番目に出てきたんだなぁ

まぁ、それは置いといて……


おらぁは他の皆に比べて、

わかりやすいと思うだぁ!!


まず、一人称はおらぁで

誰にも被ることはねぇだ!!


そんで小文字もめちゃくちゃ使うだ!!

テンションもたけぇ


第七騎士群で、1番の個性派と言っても

過言じゃねぇべ


戦闘については……

ビーストとタイマン張れるぐれぇには力強いべ!?

籠手を装備したおらぁなんかは

岩も砕けるだぁよ!!」




「小生の番ですね。


小生は、第七騎士群で精鋭部隊の部隊長を務める

ちょっと強い剣士です。


敬語については心の距離が遠いと感じるかも知れぬが

こればかりは……受け手の感じ方次第です


小生、剣に生きてきた身

どうやって人と話せばいいのかわからず……

一番いいのは敬語だと思い至ったということです。」


「シュヴァルツさーん!!」


「アーフィンさん?」


「その刀って、スッゲェ業物みてぇだが

どんなやつなんだ!?」


アーフィンは目を輝かせながら言った


「あぁ、これは小生が自分で作った刀で

名は"明鏡"。

実はもう一つ刀があるが……

時が来たら、また説明しよう。


あぁ、あと第七騎士群で

小生はどうやら一番の俊足らしい

100メートル走ならば、

誰にも負けない自信があります。」




「次はわたしかぁ……

うぅぅ……なんでだろう、急に緊張してきたな……」


「可愛いーーー!!」


「カレンさん!?」


「いやいや、こんな時でも

まじめに、かつ丁寧にやるのは

気を使って疲れちゃうよ〜!!

流しめで良いと思うーーー!!」


「そ、そうかな……わかった。


と、とりあえずわたしは

第一騎士群から異動してきた者で……

け、剣なら多少使えます……


魔法ってのがどんなものか分からないけど……

なんでかわたし、

火の魔法を使う夢を見たんですよ。


魔道服を来ていて、ほうきに乗って

ステッキで火を繰り出す……

そんな良い夢を見ました!!


けど、わたしに限って

そんな夢物語みたいなこと……なるわけないか……


とにかく!!


わたしは、こんな風にネガティブ思考で

「……」がかなり目立つけど、

一年ぐらい前に、先生と色々あって

これでも、超絶元気です!!


わたし、第七騎士群に入れて幸せです!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る