第69話
雅之の行動を反対側から見ていた鈴木は笑みを浮かべていた。まるで雅之の職務質問兼防犯登録確認のやり方を分かってるような感じで仕事ぶりを見ていた。
そんな時、少しヤンチャそうで髪を金髪に染め大きな笑い声で友達と話しながら自転車に乗った少年が5人ほど自転車に乗りながら雅之のほうへと向かってきた。
それを見ていた鈴木は雅之がどういう行動を取るのかニヤニヤしながら見ていた。
「やべ!?ポリだ!!」
「ウゼーな、また声かけられるぞ?引き返して逃げるか?」
「バーカ!俺達が何かしたか?何も悪いことしてねーのに逃げる必要なんてねーよ」
「だって、あいつら必ず俺ら止めるじゃん!!」
「止められるのは慣れてるし、逃げるのもかったるいからこのまま行こうぜ。悪い事なんかしてねーしな」
少年達は警察官の制服を着た雅之に嫌な目で見ながら、止められると覚悟しながら雅之の方へとやってきた。
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