第65話

再び元いた警察署に戻った雅之。あれ程期待に胸を膨らませ同僚から自ら隊本部へと見送られた雅之がすぐ戻ってきた事により、同僚やかっての上司らは気まずい雰囲気でいた。


「雅之、やっぱりお前は警察署勤務のが良かったんだな笑」


かっての上司は雅之に気を使いながらそう話した。


「有難うございます。またお世話になります。」


雅之は自ら隊であった出来事は一切言わず、また上司や同僚らもその事を聞く事はなかった。

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